エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1158
2022.06.22 更新
文:撮影・藤田 忠
続いては、「Konaotoshi-343119」のゲーミングパフォーマンスを3Dベンチマークの定番である「3DMark」で確認していこう。まずはDirectX 12に対応する「Time Spy」のテストプリセット「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の両方で計測を行っている。
GeForce RTX 3080の性能をしっかりと引き出しており、WQHD解像度で実行される「Time Spy」では、スコアは16,000台、テスト中のフレームレートも60fpsを余裕で超える100fps前後を記録している。
4K解像度で実行される「Time Spy Extreme」では、総合スコアが8525と健闘している。フレームレートは50fps前後となっていたが、ゲームタイトルや画質設定次第では、4Kゲーミングを十分狙えるパフォーマンスと言えるだろう。
同じく「3DMark」から、Direct X11対応テストの「Fire Strike」を実行していこう。テストプリセットは、フルHDの「Fire Strike」、WQHDの「Fire Strike Extreme」、4Kの「Fire Strike Ultra」を選択している。
フルHDの「Fire Strike」は総合30,000後半、Graphics scoreは40,000オーバーと優秀で、フレームレートも最大200fpsに達している。WQHDの「Fire Strike Extreme」もスコアは20,000台、フレームレート80~110fpsと、重量級ゲームタイトルもWQHD解像度でのプレイを、十分狙っていける結果だ。ただ、4K解像度は「Time Spy Extreme」と同じ傾向で、残念ながらフレームレートは60fpsを切っていた。
ここからはゲームタイトルを使ってパフォーマンスをチェックしていこう。まずは「ファイナルファンタジーXIV」の公式ベンチマークを実行していこう。グラフィックス設定は、“最高品質”を選択し、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3種類で計測を行った。なお、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」から、スコア指標が見直され、“非常に快適”は15,000以上になっている。
4K解像度は、“非常に快適”の15,000ポイントにわずかに届かなかったが、テスト中の平均フレームレートは96.88fpsと健闘している。エフェクトが飛び交い描画負荷が高まるアライアンスレイド挑戦時などは、画質やエフェクトの表示設定を調節する必要はあるだろうが、これからプレイをはじめるなら、4K解像度、最高品質で快適にプレイを楽しめる。