コストパフォーマンスが魅力の「PULSE Radeon RX 6650 XT GAMING OC 8GB GDDR6」

SAPPHIRE「PULSE Radeon RX 6650 XT GAMING OC 8GB GDDR6」 （型番：SAP-PULSERX6650XTOC-8GB/11319-03-20G） 実勢売価税込60,000円前後（2022年5月13日発売） 製品情報（SAPPHIRE/アスク）

最後に取り上げるのは、Radeon RX 6650 XTを搭載しながら実勢売価税込60,000円前後で購入できるコストパフォーマンスが魅力のグラフィックスカード「PULSE Radeon RX 6650 XT GAMING OC 8GB GDDR」だ。

SAPPHIREのメインストリームクラス「PULSE」シリーズに属する製品で、VGAクーラーには「2ボールベアリングファン」や「コンポジットヒートパイプ」を組み合わせたオリジナルデュアルファンクーラー「Dual-X」を搭載。また基板上のコンポーネントを保護する「ヒューズプロテクション」や、サーマルパッドを備えた高品質な「アルミニウムバックプレート」などを備える。

オーバークロック仕様の上位モデル「NITRO+ Radeon RX 6650 XT GAMING OC 8G GDDR6」もラインナップされている

動作クロックはゲームクロック2,410MHz、ブーストクロック2,635MHz、メモリスピード17.5Gbpsの定格仕様。その他、ストリームプロセッサ2,048基、メモリバス幅128bitで、GDDR6 8GBのビデオメモリを搭載。出力インターフェイスはDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.1×1、バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x8/x16形状)で、補助電源コネクタは8pin×1を備える。

「PULSE Radeon RX 6650 XT GAMING OC 8GB GDDR6」を画像でチェック

「NITRO+ Radeon RX 6750 XT GAMING OC 12G GDDR6」のカードサイズは長さ240mm、幅119.85mm、厚さ44.75mmとされ、これまでの2モデルに比べるとカード長、厚さともだいぶ抑えられている。また重量も実測で616gとミドルレンジグラフィックスカードとしては標準的。背面にはアルミニウム製のバックプレートも実装されているため、自重によって基板が歪む心配はないだろう。また本体カラーはブラックを基調にした落ち着いたデザインで、イルミネーション機能も省略されている。

クーラーカバーはブラックを基調にワンポイントとしてレッドがあしらわれた落ち着いたデザイン

カードの厚さはほぼ2スロット。長さも240mmのため、フルハイトの拡張カードに対応するケースなら概ね問題なく搭載することができるだろう

実測83mm径のデュアルボールベアリングファンを2基搭載

バスインターフェイスはPCI Express4.0(x8)だが、形状はx16	補助電源コネクタは8pinx1。推奨電源ユニットの容量も500W以上とメインストリームクラスらしく控えめだ

基板裏面にはアルミニウム製バックプレートを備え、先端には小ぶりだがスルーホールも用意されている

出力インターフェイスはHDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4×3の4系統を搭載