エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1178
2022.08.13 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ここからは、パッケージから取り出したフルサイズモデルの「KB700」をくまなく見ていこう。外形寸法は幅121.5mm、奥行き433.3mm、高さ28.36mm。最薄部は10mmを下回るスリム設計になっている。重量は561gで、フレームはプラスチック素材ながらチタングレーのコーティングが施され、チープさはない。
ボディは底面の奥側がスタンド形状になっており、それ以外がプレート状というシンプルなもの。奥側の2箇所には、サイドに引き起こすタイプのチルトスタンド(チルトレッグ)を搭載。傾斜の角度を好みに応じて調整できる。
落ち着いたチタングレーのカラーリングが施された、無駄のないデザインが採用されている |
奥側がスタンド形状に盛り上がっている以外は、薄い1枚のプレートのよう |
背面からのカット。装飾やボタン類は最小限に抑えられている |
背面に唯一搭載されている電源ボタン |
ややプラスチック感のあるグレーの底面。中央にデルのロゴマークを配置、中央奥側にあるのが電池ボックスだ |
角度調節用のチルトスタンド。サイドに引き起こすことで立てることができる | 底面の手前側には、キーボード本体の動揺を防ぐ幅広のゴム足を備えていた |
スタンダードな日本語配列を採用。「KB700」はテンキーも備えたフルサイズモデルだ |
続いて「KB700」のレイアウトをチェックしていこう。テンキーを備えた一般的なフルサイズの“かなあり”日本語配列で、ファンクションキーはメデイアコントロールやブラウザの起動、ログオフなどの上段ショートカットキーに割り当てられている(fnキー同時押しで機能する)。また、テンキー上部には、電卓の起動キーや接続デバイスの切り替えキーを実装。主要キーとテンキーに挟まれた機能キーはグレーにカラーリングされ、デザイン上のアクセントになっている。
黒地のキーキャップに白で刻印された、見やすいフォントを採用 | キーピッチは一般的なフルサイズキーボード相当の約19mmを確保、ゆったりタイピングできる |
機能キーと矢印キーはグレーカラー。テンキーエリアには、独立した電卓起動キーも備える | 右上に実装されているのは、接続デバイスの切り替えキー。すぐ上には、電池残量と、どのデバイスに接続されているかがひと目でわかるLEDインジケータを搭載している |