エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1179
2022.08.17 更新
文:撮影・こまめ
バトロワ系FPSの「エーペックスレジェンズ」は、処理の重さとしては中量級に分類される。今回の検証では解像度と画質を変えながら射撃訓練場でのフレームレートを計測しているが、実際のプレイではフレームレートがやや落ちる点に注意していただきたい。
フルHD環境下での結果はまったく問題ないとして、4K環境下においても最高画質で平均60fpsオーバーは軽くクリアできそうだ。ただし120Hzのなめらかな動きでプレイするには、画質をかなり落とす必要がある。このタイトルについては最低画質でも視認性には問題ないので、十分アリだ。
競技系FPSであるこのタイトルは動作がかなり軽く、高いフレームレートを期待できる。今回の検証では解像度と画質を変えながら、内蔵のベンチマークモードを利用してフレームレートを計測した。
フルHD環境では、平均フレームレートが437fpsと驚異的な結果が出ている。外付けで360Hz以上のハイエンドゲーミングディスプレイを利用すれば、eスポーツレベルのプレイも可能だ。4K環境でも最高画質で平均200fpsと十分なレベル。やはり4K 120Hzでプレイできるのは、軽めのタイトルに限定されそうだ。
「Titan GT77 12U」は、現時点で最強クラスのノートPCであることは間違いない。すべてのタイトルで4K 120Hzを堪能できるわけではないが、4Kで平均60fpsでも十分快適に楽しめる性能であり、実際のところ平均80~90fps程度でも画面のなめらかさは感じられるだろう。これまでノートPCでの4Kゲーミングは平均60fps前後が限界であったが、新世代のCPUとGPUによりさらに快適に楽しめる段階へと進化した。価格も超ハイエンドクラスではあるが、その実力をぜひ堪能していただきたい。
協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社