エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1180
2022.08.19 更新
文:撮影・藤田 忠
旬な要素を網羅したNZXT「H510 Flow」。評価機はツートンカラーがおしゃれなブラック/ホワイトモデル |
ファイナルファンタジーXIVをWQHD解像度で快適にプレイするというコンセプトが「arkhive GN-I7G37R」の最大トピックだが、毎日目にする筐体のNZXT「H510 Flow」も欠かすことのできない魅力だ。NZXT「H510」と言えば、シックなフラットデザインと、自由度の高いコンパクトサイズ、落ち着いたLED演出を楽しめるスモークガラスパネルといった点でロングセラーとなっている定番PCケース。そんな「H510」の唯一の欠点だったエアフローを強化したのが、フラットだったフロントパネルを、メッシュ仕様とした「H510 Flow」だ。高エアフロー化により、発熱量の多い第12世代Intel Coreプロセッサや、ハイエンドGPUを採用した構成も選びやすくなったと言える。
フロントパネルの大部分が通気孔のため、新鮮な外気をスムーズに取り込める |
フロントボトムにはNZXTのロゴをプリント。リアはブラック1色になっている |
標準構成では同価格にてBTOカスタマイズできるブラックモデルも選択可能 |
筐体サイズは幅210mm、奥行き460mm、高さ428mmで、液晶ディスプレイの横や、机下、机横に置いたメタルラックなど、自由に設置場所を選択できるだろう。
四隅に長方形の足を装備。接触面には防振ゴムを備え安定性は悪くない |
魅せる要素にも抜かりはなく、左サイドパネルはPC内部を確認できる強化ガラスパネルで、濃いめのスモークにより、落ち着いたLEDイルミネーションを楽しめる。
左サイドパネルには、濃いスモークタイプの強化ガラスを採用 |
ガラスパネルの隅に、ひっそりと「arkhive」のロゴが貼られている。主張し過ぎないデザイン、配置なのが高評価 | 右サイドパネル。ブラック/ホワイトモデルは、フロントボトムやトップと同じホワイト |