エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1180
2022.08.19 更新
文:撮影・藤田 忠
高いエアフローを備える「H510 Flow」を採用した「arkhive GN-I7G37R」では、エアフローと静音性とのバランスを重視して、2基の120mmファンをフロント(吸気)とリア(排気)に標準装備。Core i7やGeForce RTX 3070に新鮮な外気を送りつつ、暖気はリアから強制排気される流れになっている。
トップパネルの一部がメッシュパネルのため、自然排気にも期待できる。また、120/140mmファンを取り付けることも可能だ。
フロント吸気ファンは、まずグラフィックスカードに風を送るボトム側に装備されている。フロントには120mm/140mmファンを1基増設可能 |
リア排気ファン。CPUクーラーのヒートシンクを通った風を、外部に強制排気する仕組みだ |
トップのメッシュ部。CPUクーラーのちょうど真上に位置している |
ボトムの電源ユニット搭載部には、ダストフィルターを装備。リア側から引き出す事ができる |
最後にフロントとリアインターフェイスを確認していこう。フロントインターフェイスは筐体トップに実装され、電源スイッチ、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、USB 3.2 Gen2 Type-C×1、オーディオ端子×1が並んでいる。電源スイッチ外周部には、ホワイトLEDが内蔵されており、パワーLEDとストレージアクセスLEDを兼ねている。オーディオ端子はヘッドセットへの出力とマイク入力を1つのミニプラグで行える4極ミニプラグ(CTIA規格)を装備している。出力と入力が分かれている通常の3極ミニプラグのヘッドセットを利用する場合は、3極→4極変換アダプターが必要なので注意したい。
電源スイッチ外周が発光。フロントインターフェイスはUSB Type-Aが1基のみで、複数のUSBデバイスを使う際はちょっと不便 |
リアインターフェイスには、最大20Gbpsの高速転送に対応するUSB 3.2 Gen2×2 Type-Cポートをはじめ、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 2.0 Type-A×1に、オーディオ端子×5、光端子×1などのインターフェースが備わっている。ファイナルファンタジーXIVのプレイスタイルとしては、基本のキーボードとマウスに加え、左手用キーボードまたはゲームパッドなので、USBポートが足りなくなることはないだろう。
そのほか正面右サイドパネルを取り外すことで、2.5インチシャドウベイ×2と、電源ユニット搭載スペースそばの3.5インチシャドウベイ×2にアクセス可能できる。
リアインターフェイス。Wi-Fi6対応のアンテナ端子や、有線LAN端子も装備している | GeForce RTX 3070グラフィックスカードの出力端子。評価機は最近主流のHDMI×1、DisplayPort×3の4系統を装備していた |
裏面配線スペースに2.5インチシャドウベイを装備。2基の2.5インチSSD/HDDを搭載できる | ボトムスペースには、3.5インチシャドウベイが用意されている |