エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1180
2022.08.19 更新
文:撮影・藤田 忠
「arkhive GN-I7G37R」の外観特徴や構成パーツなどを把握したあとは、実際にそのパフォーマンスを各種ベンチマークでチェックしていこう。あらためて、スペックをおさらいしておくと、「arkhive GN-I7G37R」はCPUに12コア/20スレッドのCore i7-12700、グラフィックスカードはGeForce RTX 3070 GDDR6 8GB、メモリはDDR4-3,200 16GB、メインストレージは1TB NVMe M.2 SSDという構成になっている。
第12世代Intel CoreプロセッサのCore i7-12700を搭載している | パワーリミットはPL1/PL2ともに、Core i7-12700の定格となる65W/180Wを上回る241Wに設定されていた |
マザーボードはIntel B660チップセットを搭載するASUS「TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4」 | メモリはDDR4-3,200MHz動作の16GBで認識。CASレイテンシは、CL22-22-22のJDEC準拠になる |
グラフィックスカードはGAINWARD「GeForce RTX 3070 Phantom+」を搭載。NVIDIA GeForce RTX 3070リファレンス準拠になっている | ゲーミング中のGPUコアクロックは、1,980.0MHzまで引き上げられていた |
メインストレージは、PCI-Express 3.0×4接続のKingston「A2000」シリーズの容量1TBモデルを標準搭載する | 「CrystalDiskMark 8.0.4」の結果。シーケンシャルリード・ライトはともに2,000MB/sec台になっている。爆速ではないが、マップロードなど、ファイナルファンタジーXIVの快適なプレイには、このスペックで十分というアークの解答になるだろう |
最新ネットワーク規格の2.5ギガビットLANとWi-Fi6に対応。対応する無線LANルーターなどが必要になるが、ワイヤレスでも2,402Mbpsの高速ネットワークが可能だ |
まずは「arkhive GN-I7G37R」のCPU性能を確認するため、定番の3Dベンチマーク「CINEBENCH」を実行してみていこう。「CINEBENCH R15」「CINEBENCH R20」「CINEBENCH R23」、それぞれのスコアは以下の通りだ。
「CINEBENCH」のスコアは、PL1/PL2ともにCore i7-12700のIntel定格値を上回る241Wに設定されているのもあり、いずれも高ポイントを記録。Core i7-12700の性能を最大限に引き出していると言ってしまって問題ないだろう。