エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1186
2022.08.31 更新
文:編集部 Tawashi/撮影:pepe
ここからは「VG259QM」のゲーム向け機能を紹介する。まずは暗いシーンや被写体を見やすくすることができる「Dynamic Shadow Boost」。ASUSのみならず、今やゲーミング液晶ディスプレイには欠かせない機能のひとつだ。
画面の暗いエリアをはっきりと映し出しながら、その他のエリアの明るさを最適化。暗い場所に隠れている敵やアイテムなどを見つけやすくする。後半のテストセッションでは実際にゲームで試しているので、その効果を確認してほしい。
プロゲーマーの声を取り入れて開発されたというゲーマー向けのアシスト機能「GamePlus」を使えばより有利にゲームを楽しむことができる。メニューは以下の5つ。1.5/1.7/2.0倍でズームイン可能なスナイパー機能やエイムをサポートするクロスヘア(数種類から選択可能)、クールタイムの把握などに便利なタイマー機能、現在のフレームレートをリアルタイムに表示するFPSカウンター、マルチディスプレイの調整に便利なDisplay Alignmentが用意されている。
OSD制御用のスイッチから簡単にメニューを呼び出すことができる |
7つのプリセットから最適な表示モードを選択できるのが「GameVisual」だ。風景画像の表示に適した「Scenery Mode」、入力遅延を低減する「Racing Mode」、コントラストと彩度を向上させ動画鑑賞に最適な「Cinema Mode」、彩度とコントラストを高める「RTS/RPG Mode」、高コントラスト設定により暗いシーンでも視認性を高める「FPS Mode」、写真や画像の表示に便利な「sRGB Mode」、対戦相手のヘルス/マナバーの色を強調する「MOBA Mode」が用意されている。
それぞれのモードはそれらしいネーミングが与えられているが専用という訳ではない。実際の見え方や視認性には個人差がある。ホットキーやOSDメニューから簡単に切替ができるため、シーンや状況に応じて使いやすいモードを選択するといいだろう。
「GameVisual」もOSD制御用のスイッチから簡単に切り替えが可能だ |