エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1192
2022.09.10 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ストレージインターフェイスはSATA 3.0×8に加え、PCI Express 4.0(x4)接続の「Hyper M.2」×2、PCI Express 3.0(x4)接続の「Ultra M.2」×1の計3基のM.2スロットを搭載している。また上段の「Hyper M.2」には、SSDのコントローラやNANDフラッシュの発熱を抑えるため「フルカバーM.2ヒートシンク」が標準装備されている。
計3基のM.2スロットを搭載する「Z690 Pro RS」。上段の「Hyper M.2」はCPU接続、中段の「Ultra M.2」と、下段の「Hyper M.2」はチップセット接続 |
上段の「Hyper M.2」はCPU接続で、「フルカバーM.2ヒートシンク」を標準装備 |
SATA 3.0は垂直スロット×2、水平スロット×6の計8ポート搭載 |
拡張スロットはPCI Express 5.0(x16)×1、PCI Express 4.0(x4/x16形状)×1、PCI Express 3.0(x4/x16形状)×1、PCI Express 3.0(x1)×2の計5本を搭載。またPCI Express 5.0(x16)スロットには信号の流れを改善し、高速かつ安定した信号伝送ができる表面実装方式(SMT)を採用。さらに重量級のハイエンドグラフィックスカードを安全に運用できるよう、周囲はメタルシールド「強化スチールスロット」で補強されている。
合計5基の拡張スロットを搭載。さらにワイヤレスカード用のM.2 2230スロットも実装するなど拡張性は良好だ |
オーディオ回路は、Realtek「ALC897」と音響向けコンデンサを採用した7.1ch HDオーディオ回路で、デジタルノイズの混入を抑えるためメイン基板からは独立している。またサウンドユーティリティ「Nahimic Audio」に対応し、サラウンドやイコライザ、プリセットなどの各種設定機能に加え、ゲームプレイ時の音の方向を視覚的に表示する「サウンドトラッカー」機能を搭載する。
デジタルノイズを最小限に抑えるため、オーディオ回路は専用のラインでメイン基板からは独立している |