「R1 Portable SSD」のパフォーマンスをベンチマークで検証

「R1 Portable SSD」をPCに接続してデータを転送すると、アクセス中はスケルトンカバー越しにLEDインジケータの点滅が確認できる

ここからは実際に「R1 Portable SSD」シリーズの1TBモデル「K01TBGPSSU2-PR1」をPCに接続し、ベンチマークテストにてその転送速度を計測してみよう。接続ポートは10Gbps転送に対応するUSB 3.2 Gen2ポート。ちなみにUSB 3.2 Gen2はUSB規格の変遷でUSB 3.1 Gen2から名称が変更されただけのため、多少古めの環境でも対応ポートが搭載されているはずだ。ケーブルにはType-Cコネクタもついていることから、最大40Gbps転送のThunderbolt 3/4ポートが搭載されているなら、そちらに接続してもいい。

「CrystalDiskInfo 8.16.4」で「K01TBGPSSU2-PR1」の情報をチェックしてみる

実容量は953GB。exFATでフォーマット済みのため、購入後すぐに使用開始できる

CrystalDiskMark 8.0.4

まずはUSB 3.2 Gen2インターフェイスに接続した際の転送速度からチェックしていこう。ベンチマークテストには「CrystalDiskMark 8.0.4」を使用し、16MiB～64GiBまでの7種類のプリセットを選択、テスト回数は5回に設定して計測を行った。

16MiB（MB/s）	64MiB（MB/s）

256MiB（MB/s）	1GiB（MB/s）

4GiB（MB/s）	16GiB（MB/s）

64GiB（MB/s）

シーケンシャル読込速度は最大1,069MB/s、同書込速度は1,037MB/sと、いずれもメーカー公称値を上回るスコアをマーク。ランダムアクセスもほとんどのデータサイズにおいてブレずに安定しており、外付けストレージとして十分に信頼がおけるパフォーマンスを発揮した。64GiBで若干ランダム性能を落としているが、ここまで大きなデータを扱うことは珍しく、実用面で問題になることはないだろう。