エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1196
2022.09.26 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからは「Ryzen 7000」シリーズのパフォーマンスを各種ベンチマークでチェックしていこう。検証に使用したマザーボードは、評価用CPUと同時に提供されたAMD X670Eチップセットを採用するGIGABYTE「X670E AORUS MASTER」で、メモリはAMD EXPO Technologyに対応するG.SKILL「F5-6000J3038F16GX2-TZ5N」を使用。その他、360mmラジエターを採用するオールインワン型水冷ユニットCORSAIR「iCUE H150i ELITE LCD」や、Radeon RX 6800 XTグラフィックスカードを用意した。また比較用のCPUとしてRyzen 5000シリーズの4モデルとCore i9-12900Kを搭載したPCでも計測を行っている。
16コア/32スレッドのRyzen 9 7950X。8コアのCCDを2基搭載し、それぞれに32MBの大容量L3キャッシュを搭載 |
Ryzen Masterを確認したところ標準でPPTは230W、TDCは160A、EDCは225Aに設定されていた |
「CINEBENCH R23」のシングルコアテスト時は最高5.66GHzまでクロックが上昇 | 「CINEBENCH R23」のマルチコアテスト時でも5.08GHz前後で動作 |
6コアのCCDを2基搭載するRyzen 9 7900X。こちらもL3キャッシュは64MBになる |
Ryzen 9 7950Xと同様、PPTは230W、TDCは160A、EDCは225Aに設定されていた |
シングルコアテスト時の最高クロックは5.63GHz | マルチコアテスト時は5.20GHz前後までクロックが上昇 |
8コアのCCDを1基搭載するRyzen 7 7700X。L3キャッシュは上位モデルの半分の32MB |
PPTは142W、TDCは110A、EDCは170Aに設定されていた |
シングルコアテスト時の最高クロックは5.55GHz前後 | マルチコアテスト時は全コア5.10GHz前後で動作 |
6コア/12スレッドのRyzen 5 7600X。L3キャッシュはRyzen 7 7700Xと同じ32MB |
PPTは142W、TDCは110A、EDCは170Aに設定されていた |
シングルコアテスト時の最高クロックは5.45GHz前後 | マルチコアテスト時の動作クロックは5.175GHz前後 |