エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1196
2022.09.26 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
人気FPSゲームの最新作「Far Cry 6」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。画質設定は“最高”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を行った。
4K解像度では、グラフィックスカードのほうがボトルネックになるようでスコアは横並び。一方、フルHD解像度やWQHD解像度ではRyzen 5 7600XでもRyzen 9 5950Xと同等以上のパフォーマンスを発揮。さらにRyzen 9 7950XではWQHD解像度で約15%、フルHD解像度で約23%上回り、Core i9-12900Kとの比較でもほぼ同等のスコアを記録する。
続いてオープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。品質は“最大”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を行っている。
Ryzen 5000シリーズでは、フルHD解像度で約110fps、WQHD解像度で約90fps、4K解像度で約55fpsで頭打ちになるのに対して、Ryzen 7000シリーズでは、それぞれ約130fps、約100fps、約59fpsまでスコアが上昇している。またCore i9-12900Kに対してもすべての解像度で優位なスコアで、「Watch Dogs Legion」はRyzen 7000シリーズとの相性がとても良いゲームと言えるだろう。
ゲーム系ベンチマークのラストは「Cyberpunk 2077」をチェックしていこう。解像度はこれまでと同じ1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、クイックプリセットは“レイトレーシング:ウルトラ”で計測を行っている。
GPUの負荷が高いため、これまでのゲームに比べると差はわずかだが、すべての解像度でRyzen 5 7600XがRyzen 5000シリーズを上回る。またCore i9-12900Kに対しても同等のスコアで、やはりRyzen 7000シリーズのゲーム性能は優秀だ。