エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1199
2022.10.04 更新
文:編集部/撮影:pepe
GALAX「Vivance-01」 市場想定売価税込35,000円前後(2022年7月22日発売) 製品情報(CFD販売株式会社 / GALAXY Microsystems) |
今回の主役である「Vivance-01」は、今年7月より国内発売が開始されたGALAXブランド初のゲーミング液晶ディスプレイだ。解像度は現在最も一般的なフルHDの約1.7倍の表示領域を備えたWQHDで、165Hzの高速リフレッシュレートに対応する27型IPSモデルでは最安クラスの製品になる。
低価格モデルでは、TN/VAパネルを採用する製品が多いのに対して、「Vivance-01」ではIPSパネルを採用。液晶コーナーのスタッフも「リフレッシュレート165Hzの27型WQHD液晶の中では非常にコストパフォーマンスが高い」と太鼓判を押していた |
ゲーミングモデルを謳うだけあり、応答速度はもちろん1ms (MPRT)で、DCI-P3 95%、sRGB 99%の広色域に対応。さらに約10億7,300万色の10bitカラーや、ハイダイナミックレンジをサポートしており、画質にも妥協することなく、美しい映像でゲームを楽しむことができる。
また上/左/右の3辺のベゼル幅を抑えた「ボーダーレスデザイン」を採用。WQHDのゲーミング液晶ディスプレイとしては価格も控えめなことから「Vivance-01」を複数台購入して、贅沢なマルチディスプレイ環境を構築するのも面白い。
上/左/右の3辺は「ボーダーレスデザイン」で、液晶パネルとの段差がないフラット仕様。マルチディスプレイでも継ぎ目はほとんど気にならないだろう |
主なスペックは、最大輝度350cd/㎡、コントラスト比1,000:1、視野角は水平/垂直178°。スピーカーは3W×2のステレオスピーカーを内蔵し、入力インターフェイスはHDMI×2、DisplayPort×2の計4系統を備える充実した構成。HDMIポートはいずれもHDMI 2.0規格に準拠するため、PlayStation 5やXbox Series Xなどの最新コンシューマゲーム機なら120Hz出力に対応する。
計4ポートの入力インターフェイスを備えるため、PCの他、ゲーム機を複数台接続しておくことができる |
なお標準スタンドの調整機能はチルトのみのため、高さやスイベル、ピボットなどの調整を行いたい場合は、別途VESAマウンタ(100x100mm)対応のスタンドや、モニターアームの導入が必要になる。