エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1199
2022.10.04 更新
文:編集部/撮影:pepe
「GALAX Vivance-01」の各部調整機能をチェックしていこう。とはいえ、本機で調節可能なのは、チルト(上下可動)のみ。エレベータによる上下の昇降や、スイベル、ピボットには対応していない点には注意が必要だ。そのチルト範囲についてもマニュアルを確認する限り非公開で詳細な数値は不明となるが、背面はVESA規格(100mm×100mm)に準拠したアームの取り付けに対応している。設置後にポジション調整をしたい人は、モニターアームの導入を検討するといいだろう。
実際に試した感覚では一般的な液晶ディスプレイと同じ-5°〜20°程度だった |
続いて、占有する設置スペースについて、上部から撮影した画像を元に確認しておこう。「GALAX Vivance-01」の外形寸法(公称値)は幅614.1mm、高さ457.6mm、奥行き182.5mm。パネルはフラットなため、奥行は約200mm確保できれば十分だ。調整機構はチルトのみのため、左右のスペースを余分に取る必要もないだろう。画面からの距離、キーボードやマウスの位置も考慮しつつ、最適なポジションを決めて使おう。
スタンドを考慮しても、必要な奥行は182mmとかなり省スペース。壁を背に設置する場合は、ギリギリまで寄せて置くことができそうだ |
液晶ディスプレイ本体以外の付属品をチェックしておく。映像系のケーブルはDisplayPortケーブルの1本のみで、HDMIケーブルは付属してない。ゲーム機等を接続予定の人は、事前に用意しておこう。
剛性があり、しっかりとした作りのアーム | V字型で安定感のあるベース部分 |
DisplayPortケーブル | アダプタサイズは外形寸法が幅54mm、高さ32.6mm、奥行き120.5mmとやや大きめの部類 |
ACアダプタはShenzhen Fujia Appliance「FJ-SW20171205000」の60Wタイプ | ACコードの長さは約120cm |
差込口は標準的に使用されているIEC規格 | 簡易的なマニュアルが付属する |
ここでは、パッケージ外観を確認するとともに、画像で組み込み手順を解説する。梱包時の総重量は非公開だが、本体重量は4.9Kg。付属品分を考慮しても、重量は約6kg程度で十分持ち帰りできる。本体はツールレス設計を採用しており、組み立てはアームを液晶背面の穴にはめ込むだけ。その後はスタンドを接続するだけで終了する。ドライバーの必要もなくパッケージ開封から約3分で完成する手軽さだ。
パッケージはカラーで正面には液晶本体をデザイン。背面には主要スペックや各所のサイズが記載されていた |
液晶本体背面側。VESA規格(100mm×100mm)に準拠したネジ穴も確認できる |
ガチャリとアームをはめ込むだけで固定される |
同じくスタンドも差し込むだけと簡単 |
取り付け後に軽く手で揺らしてみたが、しっかりと安定しているのが確認できた |