エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1205
2022.10.18 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
ひとつ目はCPU中央に1粒大のグリスを載せる”中央1点盛り”。オーソドックスなやり方ながら、載せる”粒の大きさ”によっては均一にグリスが行き渡らない事がある。検証にはこのパターンもよく使われているが、ほどよい加減は経験が頼り。
日常的検証で用いる中央1点盛り。Ryzen 7000シリーズのカットアウトから、ちょっと盛りすぎ感は否めない |
NH-U12S reduxをネジ留めし完全に固定。さらに取り外した後、アクリル板から見たグリスの伸び具合。カットアウト部にはみ出している事が分かる |
グリスの伸び具合を見るための透明プラバンと、NA-TPG1を同時にそっと剥がしたところ |
CPU側の状態を確認すると、うっすらとRyzenの文字が確認できる。ヒートスプレッダの角はともかく、まんべんなく行き渡っている事は確認できる |
ソケットからRyzen 7000シリーズを取り外し、側面から観察。やはりグリスが漏れている事が分かるが、この高さよりも下へ流れる事はなかった |
別角度から見た側面の様子。場所によってはグリスの漏れる量が多くなっているが、やはりこのレベルで留まっている |