エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1207
2022.10.20 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
今回編集部に届けられた評価サンプル。最上位のCore i9-13900Kのみ一回り大きい豪華なパッケージを採用している |
ここからは編集部に届けられた評価サンプルを画像でチェックしていこう。今回の3モデルはいずれも倍率ロックフリーのKモデルということで、従来同様リテールCPUクーラーは付属していない。またCPU本体については、ソケットが第12世代Intel Coreプロセッサと同じLGA1700のため、サイズや外観に大きな違いはなかった。
Intelでは、これまでも最上位モデルのみ凝ったデザインのパッケージを採用しているが、Core i9-13900KではCore i9-12900Kと同じウエハーを模したプラスチックケースと紙製の外装を組み合わせたユニークなデザインを踏襲している。ただし、プラスチックケースのカラーがゴールドからシルバーに、収納方法も斜めから並行に変更され、奥行きはコンパクトになっている。またCPUをじっくり確認するとヒートスプレッダの左上のマークが楕円から、正方形を2つつなげたものに変わっていた。
ダークブルーをベースに、シルバーの箔押し加工のロゴがデザインされたパッケージ。サイズは実測で幅150mm、奥行き65mm、高さ165mm |
凝ったギミックのパッケージが付属するのは最上位モデルだけの特権だ |
CPUはウエハーを模したシルバーのプラスチックケースに収納されていた |
LGA1700のソケットに合わせて、CPUの形状は縦45.0mm、横37.5mmの長方形。なおCore i9-12900Kと比較すると左上のマークが変更されている |
裏面を確認すると、中央部には微細な抵抗が実装され、その周囲には1,700の接点がズラリと配置されている |
Core i7-13700Kのパッケージは、プラスチックのCPUケースと紙製の緩衝材を組み合わせたIntelおなじみのスタイル。CPUクーラーも付属しないため、実測幅102mm、奥行き45mm、高さ115mmのコンパクトサイズで、カラーもCore i9-13900Kに比べるとやや薄いブルーになっている。
パッケージの裏面には型番やS-specが確認できる小窓が設けられている |
CPU自体のデザインはCore i9-13900Kと同じで、左上のマークも正方形を2個つなげたものが採用されていた |
Core i5-13600Kのパッケージも、サイズやデザインはCore i7-13700Kと全く同じ。ただしカラーはCore i7-13700Kよりもさらに薄いブルーに変更されている。
パッケージのカラーはCore i9、Core i7、Core i5と下位モデルになるに連れてブルーが薄くなっていく |
CPU自体のデザインはこれまでの2モデルと全く同じ。ヒートスプレッダの刻印を見ずに判別することは難しい |