エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1209
2022.10.24 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ここからは「Hydro PTM PRO ATX3.0」をパッケージから取り出し、その頼もしげな外観からチェックしていく。サンドブラスト加工が施された筐体は飾り気も少なく、質実剛健を旨とする電源ユニットの本分を体現するようなスタイル。そのデザインは従来モデルの「Hydro PTM PRO」シリーズから変わらない。
外形寸法は幅150mm、奥行き190mm、高さ86mmで、その大きさは1000W級の電源ユニットとしては一般的。重量は約3kgあり、しっかり“中身”が詰まっている印象を受ける。
露出する機会の限られる電源ユニットとあって、デザインは極めてシンプル。表面にはサンドブラスト加工が施されている |
1000W電源としては一般的な部類に入るであろう、奥行き190mmの筐体。デザインおよび寸法は従来の「Hydro PTM PRO」シリーズと同じだ |
サイドウォールに貼られたシリーズ名のステッカー。製品には張り替え用のステッカーが2種類同梱されており、それがほぼ唯一のオシャレ要素になっている |
135mm径のFDBファンを搭載。ファングリルはフレームと一体化したデザインになっている |
底面には製品の出力仕様や各種認証などが記載されたシールが貼り付けられていた |
組み込んだ際はPCケース内側を向くモジュラーコネクタ。コネクタ形状は種類別に異なるため、物理的に挿し間違えが起きないよう配慮されている |
右上に分かりやすく独立して搭載されていた、ATX 3.0(PCI Express 5.0)準拠の12VHPWRコネクタ |
背面部は2/3ほどが通気孔になっている。残りの領域にはAC電源口と主電源のロッカースイッチ、さらに「ECOセミファンレス機能」のON/OFFスイッチを備えている |