エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1211
2022.10.28 更新
文:藤田 忠/撮影:編集部・松枝 清顕
BIOSTAR「X670E VALKYRIE」 市場想定売価税込59,800円(2022年9月30日発売) 製品情報(BIOSTAR Microtech International) |
今回検証をお届けするのは、BIOSTARのフラッグシップモデル「VALKYRIE」シリーズに属する「AMD X670E」マザーボード「X670E VALKYRIE」だ。北欧神話に登場する戦乙女”ワルキューレ”の英語名となる”ヴァルキリー”の名を冠しているVALKYRIEシリーズは、これまでも何度か撮って出しで取り上げてきた。しかしAMDプラットフォームでは「X670E VALKYRIE」が初となる。
これまで同様のフラッグシップに相応しく、性能アップした新世代Ryzenの安定動作を支える電源回路は、105A対応Dr.MOS(SPS)などで構成された22フェーズ回路で、その冷却には大型のヒートシンクを搭載。また、2本のPCI Express 5.0対応拡張スロットと、PCI Express 5.0(x4)に対応したM.2スロットを備え、グラフィックスカード、NVMe M.2 SSDともに次世代パーツへの対応は万全だ。その他、低損失8層PCBの採用や、統一感のあるデザインのM.2ヒートシンク、マザーボードのたわみを抑える大型バックプレート、万が一に対応できるデュアルBIOSなどを装備している。
6万円を切る価格で、105A対応Dr.MOS 22フェーズという堅牢な電源回路を搭載 |
M.2スロットは4基装備。PCI Express 5.0(x4)対応を含め、M.2 SSDの増設に困ることはない |
ブラックベースにヴァルキリーの翼を模したデザインのパッケージ表面 | パッケージ裏面には特徴やリアインターフェイスの構成などが記載されていた |
マニュアルや、SATAケーブル×4本などが付属 |