エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1214
2022.11.03 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて、DirectX 12 Ultimateに対応した最新ベンチマーク「Speed Way」の結果を確認していこう。
レイトレーシングやリアルタイムグローバルイルミネーション、メッシュシェーダーなど最先端の機能を使った重量級のベンチマークだが、「Strix RTX 4090」のスコアは約10,000、フレームレートは約97fpsで、性能には全く問題なし。テスト中の映像も一切コマ落ちなどなく、滑らかに再現することができていた。また「RTX 4090 FE」との比較はこれまでのテストと同様、約2%スコアが向上している。
APIにDirectX 12を使用する「Time Spy」のスコアも確認しておこう。ちなみに今回はハイエンドグラフィックスカードということを考慮して、プリセットは「Time Spy」と「Time Spy Extreme」を使用している。
Graphics scoreはWQHD解像度の「Time Spy」が約36,700、「Time Spy Extreme」で約19,500、フレームレートは前者が約240fps、後者でも約120fpsをマークしており、いずれの解像度でも高リフレッシュレートな液晶ディスプレイの性能を引き出すことができる。
3DMark系ベンチマークのラストは、APIにDirect X11を使用する「Fire Strike」を確認しておこう。こちらもハイエンドグラフィックスカードということを考慮して、3種類全てのプリセットで検証を行っている。
Graphics scoreはフルHD解像度の「Fire Strike」で約68,000、WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」で約45,000、4K解像度の「Fire Strike Ultra」でも25,000に迫るスコアで、やはり高リフレッシュレートな液晶ディスプレイを組み合わせたい。また「RTX 4090 FE」との比較では「Fire Strike」ではほとんど差がないものの、「Time Spy」シリーズや「Fire Strike Extreme/Ultra」ではいずれも約2%スコアが向上している。