エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1217
2022.11.09 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ここからは、いよいよAMD EXPO対応版「DOMINATOR PLATINUM RGB DDR5」シリーズの6,000MHzモデル「CMT32GX5M2B6000Z30」をシステムに組み込み、実動テストを進めていこう。検証環境には、16コア/32スレッドのAMDフラッグシップCPU「Ryzen 9 7950X」をベースとしたシステムを使用。メモリクロックはAMD EXPOプロファイルのDDR5-6000(30-36-36-76)のほか、JEDEC準拠のDDR5-4800(40-40-40-77)、さらに参考までにDDR4世代における標準クロックだった3,200MHz動作(DDR5-3200/28-27-27-52)の環境を用意した。
UEFIからメモリプロファイルを選択するだけで、手軽にメモリのオーバークロックが可能 |
DDR5-6000(3,000MHz)のメモリタイミングは30-36-36-76で、動作電圧は1.4V |
JEDEC準拠のDDR5-4800(2,400MHz)は、メモリタイミングが40-40-40-77に設定されている | 同じDDR5メモリながら、DDR4の標準クロックだった3,200MHz(28-27-27-52)に設定した状態でも計測を行っている |
マザーボードは14+2+1フェーズSPS電源搭載のAMD B650EマザーボードASRock「B650E PG Riptide WiFi」を使用。メモリは最大6,600MHzまでのOC動作に対応している |
「DOMINATOR PLATINUM RGB DDR5」シリーズは総合ユーティリティ「CORSAIR iCUE」に対応しており、他の対応デバイスと合わせて一元管理ができる |
発光パターンやカラーなど、イルミネーション関連の細かい設定が用意されている | リアルタイムモニタリングも可能で、特定数値に達したらアラートで通知するよう設定することもできる |
メモリ製品のARGB LEDとしては最大級の規模で、かなり輝度も高めな「CAPELLIX RGB LED」による演出が楽しめる |