エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1220
2022.11.19 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
「B650M AORUS ELITE AX」が搭載するオーディオ回路は、7.1chサラウンドに対応した「Hi-Fi Audio」。オーディオチップには、メインストリーム向けのマザーボードでは定番のRealtek「ALC897」が採用されている。また、コンデンサにはハイエンドな音響コンデンサをチョイス。「オーディオ・ノイズガード」により基板レベルでアナログオーディオをノイズ干渉から防ぐ設計も特徴だ。
スペースの制約が大きなMicroATXマザーボードのため、オーディオ回路の規模は控えめ。Realtek「ALC897」ベースの回路で、コンデンサも音響用が採用されている |
ノイズ干渉を防ぐため、基板レベルで独立させる分離構造の「オーディオ・ノイズガード」を備える |
そのままPCケースに組み込める一体型I/Oパネルを採用、リアインターフェイスも充実の構成が揃っている。USBは、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A×2、USB 3.2 Gen 1 Type-A×5、USB 2.0×4と、実に12ポートを搭載。ネットワークはRealtek「RTL8125BG」による2.5ギガビットLANに加え、ワイヤレスはWi-Fi 6E+Bluetooth 5.2をサポート(rev. 1.0)している。
そのほか、iGPUを使用する画面出力はDisplayPort×1とHDMI×1の2系統。電源とマザーボードのみでBIOSをアップデートできる「Q-Flash Plus」ボタンもリアパネルに備えている。
USBポート数の多さが目立つリアインターフェイス。有線ネットワークはRealtekチップによる2.5ギガビットLANを搭載している |
ワイヤレスネットワーク用には、従来のアンテナに比べて2倍の信号強度をもつという「Smart Antenna」が付属している |