エルゴノミクス形状に生まれ変わったコンパクトボディ

ボディ形状やボタンのレイアウトといった外観から、「CLUTCH GM31 LIGHTWEIGHT WIRELESS」の詳細チェックを進めていこう

ここからは、パッケージから「CLUTCH GM31 LIGHTWEIGHT WIRELESS」を取り出し、本体の構造を直に眺めていこう。右手用エルゴノミクスデザインを採用するボディの外形寸法は幅64mm、奥行き120mm、高さ37mm。サイドボタン配置から（左右対称形状の）「GM41」も右手用のレイアウトではあったものの、新モデルでは独特なくびれや傾斜をもつ、明確な右手用フォルムに生まれ変わった。

「GM41」から一回りほど小型化した点も大きな特徴で、実際に触れてみると極めてスリムかつコンパクトに感じる。そして両サイドには、滑り止めのためのダイヤモンドパターンを配置。マウスパッドに接する底面には、滑らかな動作を可能にするPTFEソールが貼り付けられている。

右手用エルゴ形状に生まれ変わった「CLUTCH GM31 LIGHTWEIGHT WIRELESS」。特有のくびれなど、右手に最適化された形状であることは真上からもすぐに分かる

いわく“シンプルで端正なライン”は、従来モデル譲りのコンセプト。ガンメタリックなカラーリングからも、シリーズの連続性を感じる

真後ろから眺めたカット。傾斜は右側がややなだらかになっている

背丈の低さが分かる横からのカット。両サイドにはダイヤモンドパターンが刻まれたゴム製のグリップを備えている

右側がなだらかに傾斜しているため、従来モデル以上に斜めに感じる右クリックボタン周囲。コンパクトサイズのため、薬指などが収まるスペースの余裕は気になるところ

従来モデル同様、セパレートタイプが選択された左右クリックボタン。スクロールホイールにはダイヤモンドパターンが刻まれている

ちょうど親指が収まる位置にレイアウトされている2つのサイドボタン	手のひらが触れる部分には、ARGB LEDで光るMSIお馴染みのドラゴンロゴが配置されている

マウスを直接充電する際に使用するコネクタは、従来のmicroUSBからUSB Type-Cへと変更。このままPCに接続すれば有線マウスとしても使用可能だ

底面には全体的にバランスよくPTFEソールが貼り付けられている。出荷状態では保護シールでカバーされているため、剥がしてから使おう

中心に搭載されているのは、最大12,000dpiに対応するPixArt PMW 3311センサーだ	分解は保証対象外の行為だが、ソールを剥がすとネジ穴にアクセスできる