エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1230
2022.12.15 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
4ヶ所のネジを取り外すと、内部にアクセスすることができた |
続いては「CLUTCH GM31 LIGHTWEIGHT WIRELESS」を分解し、その内部構造を見ていこう。ボディ底面のほとんどを覆う基板は、マウスサイズが小型化したこともあり実装密度は高めな印象。中央には光学式センサーのPixArt PMW 3311を搭載、左右クリックボタンには6,000万回耐久を誇るオムロン製マイクロスイッチ「D2FC-F-K60MN」を採用している。また、スクロールホイール用とサイドボタン用はHuano製スイッチで、スクロール用は重め、サイドボタン用は軽めのスイッチがチョイスされていた。
各種コンポーネントのほとんどは、底面を覆う基板上に実装されている |
中央に実装されている、光学式センサーのPixArt PMW 3311 | すぐ近くにはセンサー用のLEDが実装されている |
ARMベースの32bit MCU Nordic Semiconductor「N52840」 |
左右クリックにはオムロン製の「D2FC-F-K60MN」が搭載されていることが分かる |
Huano製のマイクロスイッチを採用するスクロールスイッチ。誤爆を防ぐためか、重めのスイッチになっている | サイドボタンもHuano製スイッチを採用。こちらは力を入れにくい場所とあって軽めのスイッチになっていた |
ARGBに対応する高輝度LEDモジュール |
基板を底面からチェック。中央から覗くセンサーの左右には、電源用スイッチとdpi切り替えボタン用のスイッチが確認できる |
上蓋部分をチェック。ちょうど背中にあたる部分にバッテリを格納している |
取り外したバッテリ。3.7V/450mAh(1,665Wh)のリチウムイオンポリマー電池が採用されている | バッテリとサイドボタンは、それぞれ3pinコネクタのケーブルで基板後方に接続されている |