エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1232
2022.12.24 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
メモリスロットはDDR5×4(最大128GB)を搭載、PCBレイヤー間のクロストークを大幅に軽減する「OptiMem II」により最大7,800MHz動作に対応している。さらにASUS独自の「ASUS Enhanced Memory Profile(AEMP) II」機能により、XMPプロファイルをもたないメモリをオーバークロックすることも可能だ。また、本製品にはスロット上部に取り付け可能な「DDR5 ファンホルダー」が付属、40mmまたは60mmのファン(別売り)を固定してメモリの冷却に役立てることができる。
最適化された回路設計により、7,000MHzオーバーの高クロック動作に対応。基板には表面実装技術を用いて実装されている |
M.2スロットは合計で4基を実装、複数の高速ストレージを搭載できる |
ストレージの目玉となるのは、PCI Express 4.0(x4)接続に対応する合計4基のM.2スロットだ。すべてのスロットに専用ヒートシンクを標準装備するほか、CPU直結の最上段スロットには裏面冷却用の「M.2バックプレート」を備えた「Double-Sided M.2 Heatsink」が採用されている。また、やはり全スロットに装備されている、ネジ不要でSSDを固定可能な「M.2 Q-Latch」も要チェックな装備だ。
すべてのスロットにアルミ製の専用ヒートシンクが装着されている |
CPU直結の「M.2_1」は、M.2 2242/2260/2280/22110フォームファクタに対応。このスロットのみ裏面冷却用の「M.2バックプレート」を備えている |
PCI Expressスロットの間に実装された「M.2_3」は、M.2 2242/2260/2280/22110フォームファクタに対応する | チップセットヒートシンクのすぐ下に実装されている、「M.2_2」と「M.2_4」。いずれもフォームファクタはM.2 2242/2260/2280をサポート、「M.2_4」のみSATA接続にも対応する |
M.2 SSDをネジ不要で固定できる「M.2 Q-Latch」 |
SATA3.0(6Gbps)ポートも合計4基を備えている |
拡張スロットの構成は、PCI Express 5.0(x16)×1、PCI Express 4.0(x4/x16形状)×2、PCI Express 3.0(x1)×1の合計4スロット。グラフィックスカード用のPCI Express 5.0(x16)スロットはメタルシールドで補強された「SafeSlot」仕様になっているほか、大型カードでもワンプッシュで容易に取り外せる独自機構「PCIe Slot Q-Release」が連結されている。
グラフィックスカード用スロットは、重量級カードを組み込んでも破断しない「SafeSlot」。シールドで補強されているほか、表面実装技術を用いて実装されている |
大型のカードを組み込んだ場合でも、ボタンをワンプッシュするだけで取り外せる「PCIe Slot Q-Release」 |
下段のPCI Express 4.0(x16)スロットは、いずれもx4動作になっている |