エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1232
2022.12.24 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
続いては、PCを組み上げる際に頭に入れておきたい、ファンコネクタやLEDピンヘッダのレイアウトを確認しておこう。
まずファンコネクタから見ていくと、CPUソケット上部にCPUクーラー用の「CPU_FAN」と「CPU_OPT」を搭載。中央のソケット付近には、水冷ポンプ用の「AIO_PUMP」を備えている。そのほかケースファン用の「CHA_FAN」は、中央にある「CHA_FAN2」と下部の「CHA_FAN1~5」を合わせた計5基が用意されている。全体的な配置のバランスは良好で、コネクタ数が不足することもなさそうだ。
ちょうど上部ヒートシンクの両サイドに分かれて実装されている「CPU_FAN」と「CPU_OPT」 | CPUソケット下部、M.2ヒートシンクのすぐ近くにはケースファン用「CHA_FAN2」と水冷ポンプ用「AIO_PUMP」を備える |
その他のケースファン用コネクタ「CHA_FAN1」と「CHA_FAN3~5」はボード下辺に実装されている |
続いてRGBピンヘッダは、大きく分けて上部と下部の2ヶ所に搭載。上部にはARGBに対応する5V/3pinの「ADD GEN2_1」と12V/4pinのRGB LEDピンヘッダ「RGB_HEADER」が並ぶ。下部にはARGB対応の「ADD GEN2_2」と「ADD GEN2_3」を搭載、ARGB LEDピンヘッダは上下で合計3基が利用できるというわけだ。
ボード右上のエリアには、ARGB対応の「ADD GEN2_1」(左側)と「RGB_HEADER」(右側)が搭載されている | ボード下部に搭載されている「ADD GEN2_2」と「ADD GEN2_3」は、両方ともARGB対応ピンヘッダだ |
最後は画像セッションの締めくくりとして、基板上の各種コネクタやチップ関連をまとめてチェックしていこう。
大型ヒートシンクの「VRM冷却アレイ」を取り外すと、ネットワークやUSB、電源回路などの各種コントローラが視認できる |
USB 3.2 Gen1ハブコントローラASMedia Technology「ASM1074」。すぐ近くにはシュラウド用のRGB LEDピンヘッダが実装されている | 拡張スロット付近に実装されていた、RGBライティング「Aura Sync」用の制御チップ |
MXIC製のUEFI BIOS ROM「MX25L25673G」 | 「BIOS FlashBack」用のコントローラチップ |
I/OコントローラNuvoton「NCT6798D」 | ファンドライバにはNuvoton「3949S」が実装されていた |
メイン電源コネクタのATX24pin | 組み込む前の動作チェックや検証時に重宝する電源ボタン |
フロントパネル用のUSB 3.2 Gen1ピンヘッダとUSB 3.2 Gen2x2ピンヘッダ |