エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1235
2022.12.30 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
数あるハイエンドグラフィックスカードの中でも、美しいプロダクトデザインを採用する「SUPRIM」シリーズの製品。まずはその外観からチェックしていく |
ここからは、パッケージから取り出した「GeForce RTX 4080 16GB SUPRIM X」を外側から眺めていこう。まず目を引くのは、ブラッシュド加工を施したメタルカバーと八角形のファンカットを特徴とする、第2世代「SUPRIM」シリーズ共通のデザインだ。ファンカットを含むエッジ部分は、ダイヤモンドカッターで研磨されゴールドでコーティングされるなど、最上位シリーズらしい高級感あふれる仕上がりになっている。
外形寸法は幅142mm、奥行き336mm、厚み78mmで、重厚なヒートシンクを合わせた重量は2,364gに達する。背面には基板裏のコンポーネントを放熱する「メタルバックプレート」を装備。補助電源コネクタは最新の12VHPWR×1で、GAMINGとSILENTを選択できる「デュアルBIOS」スイッチも備えている。
ブラッシュドメタルカバーによる、派手すぎない上品な高級さが特徴。GeForce RTX 4080搭載モデルらしい大柄なカードで、全長は336mmもある |
「TORX FAN 5.0」を採用した3連ファン構成のクーラーになっている |
八角形に切り抜かれたファンカット部分。エッジはしっかり面取りされ、ゴールドでコーティングされている |
分厚いヒートシンクとクーラーカバーにより、厚みは3スロット分を超えていることが分かる |
「SUPRIM」とMSIのロゴが入った側面部分。この箇所とファンカット部分にARGB LEDが内蔵されている |
補助電源コネクタは12+4pin構成の12VHPWR×1を搭載。ケーブル1本で最大600Wを給電可能な最新コネクタだ | バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)に対応する |
背面に装着され、基板裏のコンポーネントを放熱する役目を担う「メタルバックプレート」。表側との連続したデザイン性を感じさせる |
GAMINGとSILENTから動作モードを選択できる「デュアルBIOS」スイッチ | バックプレート先端は、ファンからの風が後方に吹き抜ける構造にカットされていた |
接続インターフェイスは、DisplayPort 1.4a×3とHDMI 2.1×1の4系統。ブラケットはほとんどが通気孔として開放されていた |