エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1245
2023.01.22 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ASRock「B760M Pro RS/D4」 市場想定売価税込23,280円(2023年1月3日23:00発売) 製品情報(ASRock) |
「Non-K」モデルの第13世代Intel Coreプロセッサに合わせてリリースされたLGA1700向け最新ミドルレンジチップセット「Intel B760」。解禁日である2023年1月3日にはメーカー各社から20モデルを超える製品が発売され、その後も順調にラインナップが拡充されているのはご存知の通り。今回はその中から、ASRockのDDR4対応MicroATXマザーボード「B760M Pro RS/D4」をチョイスした。
“モダンなデザインと信頼できる品質、さらにコストパフォーマンスを追求したオールラウンダー”が製品コンセプトの「Pro RS」シリーズに属するモデルで、Intel B760チップセットの中では最安クラスの製品ながらMOSFETには50A Dr.MOSを採用。さらに2ブロック構成のアルミニウムヒートシンクも実装され、発熱の多いMOSFETやチョークコイルを効率よく冷却できるよう設計されている。
フェーズ数こそ控えめながら、高品質なパーツを採用する電源回路。MOSFETやチョークコイルを効率よく冷やすため、アルミニウム製のヒートシンクも標準装備 |
またストレージインターフェイスとしてPCI-Express4.0(x4)対応の「Hyper M.2」を2基搭載し、その内1基にはアルミニウム製ヒートシンクを標準装備。もちろんグラフィックスカード向けのPCI Express 4.0(x16)スロットは大型のグラフィックスカードを安全に運用できる「強化スチールスロット」で、このクラスの製品では珍しく一体型のI/Oシールド「Pre-Installed I/O Shield」も実装している。
白を基調にしたシンプルなデザインのパッケージ。製品には簡易的なユーザーズマニュアルとSATAケーブル、M.2スロット用のネジが付属する |
その他、Dragon RTL8125BGによる2.5ギガビットLANや「Nahimic Audio」対応のオーディオ回路、「ASRock Polychrome SYNC」対応のライティング機能、各種ドライバを自動インストールする「Auto Driver Installer」といった独自機能を搭載する。
なおIntel B760チップセットを搭載する「Pro RS」シリーズには、今回の主役である「B760M Pro RS/D4」の他に、Wi-Fi 6E機能を追加した「B760M Pro RS/D4 WiFi」、ATXフォームファクタの「B760 Pro RS/D4」、DDR5メモリに対応するATXフォームファクタの「B760 Pro RS」のバリエーションモデルが用意される。
ASRock「B760M Pro RS/D4 WiFi」 市場想定売価税込25,980円 (2023年1月3日23:00発売) |
ASRock「B760 Pro RS/D4」 市場想定売価税込23,980円 (2023年1月20日発売) |
ASRock「B760 Pro RS」 市場想定売価税込29,980円 (2023年1月20日発売) |