「T120」の冷却性能をCore i5-13400でチェック

RGBファンを搭載する「T120 RGB」の検証が一段落したところで、より高風量な120mmファン「F120P静圧ファン」を搭載する「T120」の冷却性能を確認していこう。まずはCPUにCore i5-13400を搭載した場合からだ。

CPU温度計測

Package Powerや動作クロックの挙動は「T120 RGB」から大きく変化が無いものの、CPUの平均温度は「OCCT 11.0.19」「CINEBENCH R23」とも約3℃低下しており、やはり高風量ファンを搭載する「T120」のほう冷却性能は優秀だ。

冷却ファン回転数と騒音値

続いてファンの回転数を確認すると「OCCT 11.0.19」が最高1,380rpm前後、「CINEBENCH R23」がおおむね1,250rpm前後でいずれも「T120 RGB」とほぼ同じ。ただし、騒音値は平均するといずれも約2dBA上昇しており、回転数が同じだと風量が多い分ノイズも高くなる。ただし、実際に体感できるほどの違いはなく、いずれのCPUクーラーでもCore i5-13400に対しては、静音性と冷却性能を両立することができている。