エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1247
2023.01.27 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕/池西樹(テストセッション)
次にマザーボードへの搭載方法を解説しよう。今回は検証を行う都合上、Intel LGA1700対応マザーボードへの組み込み手順をご紹介する。AMD Socket AM4/AM5についてはIntel系で使うバックプレートに代わり、マウントブラケットを使用。最終的にネジで固定する方法に違いはない。幸いにして付属マニュアルの図説が分かりやすいため、難易度は決して高くない。
Intelバックプレート-LGA 1700をマザーボード背面に合わせる | 4つのCPUクーラーマウントホールから、Intelバックプレート-LGA 1700のネジ穴が露出している事を確認 |
Intelリテンションブラケットはバネネジが移動。外側がLGA1700、内側がLGA1200/115x用ピッチだ | 4本のネジにはできるだけ均一にテンションを掛けて行き、ガッチリと固定。グリスの塗布も忘れずに |
T120は4pin(PWM)コネクタを接続するのみで配線が完了。T120 RGBの場合、付属の200mm 5V ARGB(メス)~NZXT RGB(オス)アダプターに接続し、マザーボード上のARGB LED用5V/3pinコネクタに接続する必要がある |
ARGB LED用5V/3pinコネクタまで接続した状態のT120 RGB。T120に比べケーブルの処理は必要だろう |
搭載後のバックパネル側。画像からも、もう1基120mmファンが増設できるだけのスペースは十分確保できている事が分かる |
マザーボードへの装着後は、メモリスロットクリアランスをチェックしておこう。そもそも幅40mmのナロータイプ放熱フィンを採用するとあって、隣接するメモリスロットへの干渉は考慮されている。実際に26mm厚の冷却ファンをワイヤークリップで固定し、ヒートスプレッダ付きのメモリを装着したところ、両者が接触することなく共存できている事が確認できている。T120 RGB/T120に関しては、メモリとの関係を心配する必要はなさそうだ。
クリアランスを確認するため、CPUに近いスロットにメモリを装着。CPUに近いメモリスロット上空に障害物は一切ない |