エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1249
2023.01.31 更新
文:撮影・藤田 忠/編集・松枝 清顕(編集部)
フォトセッションが一段落したところで、ここからは実際に「B760 DS3H DDR4 (rev. 1.0)」をベースにしたPCを構築して動作を確認していこう。CPUにはNon-K版第13世代Intel Coreプロセッサの中から、あえてハイスペックな16コア/24スレッド、最高5.2GHzで動作するCore i7-13700を選んだ。CPU消費電力が200Wを超えるCPUで、オールドスタイルの8+2+1電源フェーズを搭載した「B760 DS3H DDR4 (rev. 1.0)」の実力を見極めていこう。
第13世代Intel CoreプロセッサNon-K版のハイエンドモデルであるCore i7-13700を搭載した | 「B760 DS3H DDR4 (rev. 1.0)」には、テスト時に最新だったUEFIの「F2d」を導入した |
DDR4メモリには、主流となるDDR4-3200駆動品を使い、XMP設定を読み込み3,200MHz駆動、32GBとして認識、動作している | 「タスク マネージャー」では、16基の物理コアと、24基の論理プロセッサが認識されている |
シングルスレッド処理時のPコアクロックは、最大で5,187MHzまで上昇していた | マルチスレッド処理時は、Pコアは4,788MHz、Eコアは3,691MHzで動作していた |
「B760 DS3H DDR4 (rev. 1.0)」にCore i7-13700を搭載した際、PL1/PL2は自動でPL1 253W、PL2 4095Wに設定された | OSのインストールが完了すると、GIGABYTE統合ユーティリティ「GIGABYTE Control Center」をインストールできるダイアログが表示される |
導入することで、必要なドライバーやユーティリティをまとめてインストールすることができる | 「GIGABYTE Control Center」からは、ファンの動作やLEDの発光色、パターンのカスタマイズもできる |
LEDカスタマイズの「RGB Fusion」。LEDギミックを搭載したGIGABYTE製グラフィックスカードやメモリのほか、マザーボード上のLEDピンヘッダに接続したLEDデバイスを制御できる |
「FAN Control」からは、ファンの動作を細かくカスタマイズできる | プリセットは「静音」「通常」「フルスピード」があり、「手動」を選ぶことで温度や回転数を自由に設定できる |
ファン回転数を決める温度の測定点もCPU以外を選べ、「B760 DS3H DDR4 (rev. 1.0)」ではCPUを含め、6つの測定点が備わっている。スタンダードモデルとしては豪華だ | ファン設置位置の設定もできるなど、細かく設定できるようになっている |