エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1250
2023.02.02 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
メモリスロットはデュアルチャネル対応のDDR5×4本を備え、最大128GBまで増設可能。また信号の損失を抑える表面実装技術や、スロットの剛性を高めるとともにノイズを低減するメタルシールドにより最高で7,200+MHzまでの高クロック動作が謳われている。
着脱が簡単な両側ラッチのメモリスロット。周囲はメタルシールドで補強され、CPUソケット側からDDR5_A1/A2/B1/B2の並び。ちなみに2本で運用する場合はシルク印刷にある通り、DDR5_A2/B2から使用する |
メモリ用の電源回路にも「Super Durable Solid Caps」など高品質なパーツを採用 |
「UEFI BIOS」にはDDR5-1066からDDR5-9200までのメモリクロック設定が用意されていた |
ストレージインターフェイスはSATA 3.0×8に加えて、PCI Express 5.0(x4)接続のM.2×1、PCI Express 4.0(x4)接続のM.2×3、PCI Express 3.0(x4)接続のM.2×1の計5基のM.2スロットを搭載する。さらにすべてのM.2スロットに、サーマルスロットリングによる速度低下を抑制する専用ヒートシンク「M.2 Cooling Protection」が標準装備されている。
ハイエンドモデルが揃うIntel Z790マザーボードの中でも最高クラスとなる5基のM.2スロットを搭載 |
CPU接続の上段M.2スロット「M2M_CPU1」はPCI Express 5.0(x4)に対応 |
中段上の「M2M_CPU2」はCPU接続、下の「M2M_SB1」はチップセット接続で、いずれもPCI Express 4.0(x4)に対応 |
下段左の「M2M_SB2」はPCI Express 4.0(x4)に対応 | 下段右の「M2M_SB3」はPCI Express 3.0(x4)までの対応になる |
すべてのM.2スロットに専用ヒートシンク「M.2 Cooling Protection」を標準装備。なお下段のヒートシンクは2スロットをまとめて冷やす仕組み |
最近のマザーボードでは珍しく8基のSATA 3.0ポートを搭載。RAIDレベルはRAID 0/1/5/10をサポートする |
拡張スロットはCPU接続のPCI Express 5.0(x16形状)×2と、チップセット接続のPCI Express 4.0(x4/x16形状)×1に加え、BIOSTARのマザーボードではおなじみのワイヤレスカード用M.2 2230 Key-Eスロットも搭載する。なおPCI Express(x16形状)スロットはいずれも周囲をメタルシールドで補強した強化スロットが採用されている。
計3本のPCI Express(x16形状)スロットはいずれも強化スロットを採用。上2本はPCI Express 5.0に対応し、次世代グラフィックスカードが登場した場合でもその性能を引き出すことができる |
ワイヤレスカード用のM.2 2230 Key-Eスロット。個人的にはフラッグシップモデルの「VALKYRIE」には、Wi-Fiモジュールは標準装備して欲しかった |