エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1250
2023.02.02 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
画像による検証が一通り完了したところで、ここからはBIOSTAR「Z790 VALKYRIE」をベースにしたPCを構築して、実際の動作を確認していこう。CPUは第13世代Intel CoreプロセッサのハイエンドモデルCore i9-13900K、メモリはKLEVV「CRAS XR5 RGB DDR5」シリーズの6,200MHzモデル「KD5AGUA80-62E400S」で、グラフィックスカードにはGeForce RTX 4080 Founders Editionを使用した。
Pコアが8コア、Eコアが16コアのCore i9-13900K。Pコアはハイパースレッディング・テクノロジーに対応するため、OSからは32基の論理プロセッサが認識されている |
「VALKYRIE AURORA Utility」には、ファンを制御する「A.I.ファン」やLEDを制御する「Vivid Led DJ」の他、システム情報の表示やハードウェアモニタ機能を備える |
「Z790 VALKYRIE」に搭載されている制御プログラムは、「VALKYRIE」デザインの「UEFI BIOS」だ。初期設定ではBIOSのような詳細設定ができる「Advanced Mode」が起動し、主要設定に1画面でアクセスできる「EZ Mode」も実装。なおモードの切替は「F7」キーでシームレスに行うことができる。
「Z790 VALKYRIE」では「UEFI BIOS」を起動するとまずは詳細設定ができる「Advanced Mode」が起動する |
実装されているインターフェイスやネットワークコントローラ、USBコントローラなどの設定ができる「Advanced」タブ |
Windows 11のインストールに必要な「TPM 2.0」や、CPUからすべてのビデオメモリにアクセスする「Re-Size BAR」はあらかじめ有効化されている |
その名の通りチップセット関連の項目がまとめられた「Chipset」タブ | 「Boot」タブでは起動ドライブの優先度や、起動ロゴの表示の有無などを設定可能 |
起動時のパスワードなどが設定できる「Security」タブ | チューニング関連の項目がまとめられた「Tweaker」タブ |
ハイエンドマザーボードらしくPower Limitはいずれも無制限に設定されていた | メモリプロファイルの確認なども「Tweaker」タブから行うことができる |
「Save & Exit」タブでは、プロファイルの保存や読込も可能 |
「F7」キーを押すと、瞬時に「EZ Mode」に切り替えることができる |
ファンコントローラ「A.I FAN」やBIOSアップデートツール「BIO-FLASHER」機能も実装されている |