エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1254
2023.02.11 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
「TUF GAMING B650-PLUS WIFI」に実装されているオーディオチップは、24bit/192kHzのハイレゾ音源や7.1chサラウンドサウンドに対応するRealtek製で、S/N比はステレオライン出力が108dB、ステレオライン入力が103dB。また「双方向ノイズキャンセリング」や、ゲーミングヘッドセットやスピーカーによる歪みを低減する「DTS Audio Processing」を搭載する。
さらにデジタルノイズの混入を抑える分離構造や、オーディオ専用のPCBレイヤー設計、オーディオICを保護するオーディオカバー、音響グレードのプレミアムオーディオコンデンサなど、徹底したノイズ対策を施すことで、オンボードながらクリアなサウンドでゲームや映画を楽しむことができる。
Realtek製オーディオICには「TUF Gaming」ロゴがデザインされたオーディオカバーを実装 |
裏面を確認するとデジタルノイズを抑えるため、メイン基板からは独立した回路になっていることがわかる |
バックグラウンドノイズを除去し、クリアな通話を可能にする「双方向AIノイズキャンセリング」機能 |
「DTS Audio Processing」機能を使えば、標準的なヘッドセットやスピーカーでも音質を改善できる |
耐腐食性に優れるステンレスを採用した一体型I/Oパネルを実装 |
リアインターフェイスは、帯域幅20GbpsのUSB 3.2 Gen 2×2 Type-C×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A×2、USB 2.0×4の計8ポートのUSBポートの他、オーディオ端子×5、HDMI×1、DisplayPort×1を搭載。またWi-Fi 6(+Bluetooth 5.2)と2.5ギガビットLANのネットワーク機能や、電源、マザーボード、USBメモリのみでBIOSをアップデートできる「BIOS Flashback」ボタンも実装されている。
リアインターフェイスには一体型I/Oパネルの他に、プラスチック製のカバーも実装されている |
電源、マザーボード、USBメモリのみでBIOSをアップデートできる「BIOS Flashback」機能も利用できる |
ネットワークはWi-Fi 6と2.5ギガビットLANに対応 |
ネットワークチップはRealtek製で最大転送速度は2,500Mbps | ワイヤレスチップはWi-Fi 6対応のMediaTek MT7921で最大転送速度は1,201Mbps |
USB 3.2 Gen 2×2 Type-Cポートなら外付けストレージでも2,000MB/sを超えるデータ転送が可能 | 帯域幅10GbpsのUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポートも搭載されている |