エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1258
2023.02.22 更新
文:編集部/撮影:pepe
MSI「G323CV」 市場想定売価税込26,200円前後(2022年11発売) 製品情報(エムエスアイコンピュータージャパン株式会社) |
いつものゲームプレイを手頃なコストでアップグレード、迫力ある大画面で楽しみたい。そんなニーズにピッタリハマる、エントリーゲーマー注目のゲーミング液晶ディスプレイが、MSIから発売されている「G323CV」だ。
“ゲーミング標準”のフルHD解像度(1,920×1,080ドット)を確保しつつ、画面サイズは大判クラスの31.5型。さらに曲率1,500Rの湾曲パネルを採用しているため、視界を包み込むようにディスプレイが覆い、首や視線を動かすことなく画面端までを見渡すことができる。プレイ感覚を損ねることなく、没入感たっぷりな大画面のゲームプレイが可能というわけだ。
そして実勢売価は26,000円前後と、このサイズのゲーミング液晶としては格安と言っていい価格設定。そのためリフレッシュレートは75Hzと控えめであり、この点はコスト面とのトレードオフと言えるかもしれない。
ただし必ずしも高リフレッシュレートが要求されないMMO RPGなどのジャンルをプレイするのであれば、デメリットは最小限。そもそも60Hzに制限されるNintendo Switchのようなコンシューマゲーム機の場合は問題にならないため、使い方次第とも言える。
そのほか、応答速度は1msでディスプレイ同期技術はAMD FreeSyncをサポート。最大輝度250nit、コントラスト比3,000:1というスペックで、視野角は水平垂直178°とされる。
なお、液晶パネルは黒の表現力に優れたVA方式で、暗いシーンの視認性を向上させる「ナイトビジョン機能」はゲームプレイに差をつける便利な機能。画面のチラつきを防ぐアンチフリッカーやブルーライトカットといった定番のアイケア機能も備えており、長時間使用における目の疲労を軽減してくれる。