エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1263
2023.03.09 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:pepe
続いて、評価サンプルをパッケージから取り出して画像によるチェックを進めていこう。筐体カラーはガンメタリックで、トップにはブラックとシルバーのドラゴンロゴがデザインされている。なお「TGS2022」で同時にお披露目されたWi-Fi 6E対応モデルである「RadiX AXE6600」にあったイルミネーション機能は省略されている。
また左右各2本、リア2本の計6本の可動式アンテナはあらかじめ装着済みで、トップパネルには「LED OFF」「WIFI」「WPS」ボタンとLEDインジケータが、リアにはインターフェイス類がまとめられていた。
アンテナは左右各2本、リア2本の計6本。またフロントの左右にはスリット状の通気孔が用意されている |
両サイドの下側にもスリット状の通気孔を実装 |
トップには、MSIおなじみのドラゴンエンブレムと3つのボタン、LEDインジケータを搭載 |
2.5ギガビットWAN/LAN、ギガビットWAN/LAN、ギガビットLAN×3やUSB 3.2 Gen 1 Type-Aポートなど、インターフェイスはリアに集約されている |
底面部分には六角形の通気孔が19個実装され、左右2本のヒートパイプも確認できる。またルーターのSSIDや、設定ページのアクセス情報、パスワードなどが記載されている |
環境に合わせて位置を調整できるよう、6本のアンテナは180°の回転と90°までの展開が可能。最大に展開した状態だと、幅は実測で約650mm、奥行きは約430mmのスペースが必要になる |
製品には専用ACアダプター(コネクタ部は着脱式)、ネットワークケーブル、クイックスタートガイドとRewardカードが付属 |
MSIからは、「RadiX AX6600」に合わせて無線LANアダプタ「AX1800 WiFi USB Adapter」(型番:GUAX18/以降AX1800 WiFi)も同時に発売されているので簡単に紹介しておこう。5GHz(1,201Mbps)、2.4GHz(574Mbps)のデュアルバンドに対応したUSB接続のアダプタで、180°まで展開する可動式のアンテナを搭載。さらに専用のクレードルが標準で付属するため、ノートPCだけでなくデスクトップPCのアップグレード用にも向く。
ぱっと見はちょっと大きなUSBメモリと言った風貌の「AX1800 WiFi」。裏面には6本のスリット状の通気孔を備える |
アンテナ部分は180°展開する | 製品には専用のクレードルが付属 |
「AX1800 WiFi」を使い、「RadiX AX6600」にアクセスしたところ、5GHz-H(左上)と5GHz-L(左上)はいずれも1,201Mbps、2.4GHz(左下)は573Mbpsでいずれもほぼ規定値通り接続できていた |