エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1264
2023.03.12 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕/池西樹(テストセッション)
最終テストセッションを前に、マザーボードへの搭載手順をご紹介しよう。搭載テストにはNH-L9a-AM5の企画意図を汲んで、Mini-ITX規格のGIGABYTE「B650I AORUS ULTRA」を用意した。2022年12月より国内市場での販売が開始されたマザーボードで、105A Smart Power Stageによる8+2+1フェーズのダイレクトデジタル電源を採用。大型ヒートシンクの装備は、ハイエンド志向のPC構築に向けた準備と言えよう。
一連の作業にはNoctuaブランドのドライバー「NM-SD2」を使用。国内市場では株式会社サイズ取り扱いで店頭に並ぶも一躍大人気アイテムになった事は記憶に新しい |
まずはマザーボード備え付けの台座を外すべくネジを緩めていく | プラスチック製台座を取り外した状態。大切に保管しておこう |
次に背面よりバックプレート固定用のネジを「NM-SMT6 mounting tool」を使い取り外す |
「NM-ALS2 screws」を使い、出荷時より備え付けの「NM-AFB10 fastening brackets」にネジ留めを行う |
あっという間に作業は完了。グリス「NT-H1」の塗布も忘れずに |
サスガにトップフロー型でこのサイズだけに、よもやメモリスロットへの干渉はないだろう。それを確認すべく、搭載後の様子をご覧頂こう。大型ヒートシンクで囲まれたGIGABYTE「B650I AORUS ULTRA」だが、それに埋もれるようにNH-L9a-AM5は問題なく収まっている事が分かる。もちろんメモリスロットへのはみ出しも無かった。
真横から確認すると全高37mmのNH-L9a-AM5は、按配よくスッポリと収まるっている事が分かる |