エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1266
2023.03.17 更新
文:編集部/撮影:pepe
パソコンSHOPアーク「arkhive CREATOR Limited CL-A7G37R」(型番:AC-AR8B65AGA7-FPA) 基本構成売価税込309,800円 製品情報(パソコンSHOPアーク) |
もとよりメモリやゲーミング関連デバイスの取り扱いではアキバでも有数の品揃えを誇るショップとして、自作派には言わずと知れた存在のパソコンSHOPアーク。充実したウェブ通販を利用する”常連組”も全国にいることだろう。そんなアキバの老舗パーツショップが手掛けるBTOブランド「arkhive(アークハイブ)」が誕生して2年が経過(関連記事:アーク、Made in AKIBAの新BTOブランド「arkhive」発表/2020年11月6日)。担当者によると、当初予想していたよりも早く「arkhive」の認知は進んでおり、店頭に直接来店しての指名買いも含め、ゲーミングPCを中心に順調にセールスを伸ばしているという。
今回レビューするのは「配信者やコンテンツ制作者向け」に新たに開発されたクリエイターPC「arkhive CREATOR Limited CL-A7G37R」(以下:CL-A7G37R)だ。
まずは概要や基本構成を確認していこう。目を引くのがAMD B650チップセットを採用するASRock「LiveMixer」シリーズの「B650 LiveMixer」。ストリーマー向けマザーボードとして昨年発売されたモデルで、今回の「CL-A7G37R」が掲げるコンセプトにはピッタリの1枚。CPUは、AMDのメインストリーム向け「Ryzen 7000」シリーズの人気モデル「Ryzen 7 7700X」を採用する。
Ryzen 7000シリーズに対応するストリーマー向けマザーボード「B650 LiveMixer」。Intel Z790チップセットを採用する「Z790 LiveMixer」も販売されている |
グラフィックスカードは、WQHD解像度までをターゲットにしたNVIDIA GeForce RTX 3070で、フルHD解像度なら高リフレッシュレートな液晶ディスプレイでも快適にゲームを楽しめる。ストレージはOS用がPCI Express 4.0(x4)接続の512GB NVMe M.2 SSD、データ用がPCI Express 3.0(x4)接続の1TB NVMe M.2 SSDを、CPUクーラーにはDeepcoolのスリムサイドフローCPUクーラー「AG400 ARGB」を標準搭載する。そのほか、DDR5-5600 32GB(16GBx2枚)メモリや80PLUS GOLD認証の750W電源ユニットで構成。なお、OSはWindows 10 Home 64bit版がプリインストールされ、BTOカスタマイズによりWindows 11を選択する事も可能だ。