エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1266
2023.03.17 更新
文:編集部/撮影:pepe
続いてDirect X11ベースのテスト「Fire Strike」を実行していこう。テストプリセットは、フルHD解像度の「Fire Strike」、WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」、4K解像度の「Fire Strike Ultra」の3種類すべてを実行している。
スコアの傾向は「Time Spy」に近くWQHD解像度の「Fire Strike Extreme」やフルHD解像度の「Fire Strike」なら、重量級のゲームでも高画質な設定でゲームを楽しむことができる。さらに「Fire Strike」なら処理の重いGraphics Test 2でもフレームレートは130fpsを超え、100Hz以上の高リフレッシュレートなディスプレイも視野に入ってくる。
ここからは実際のゲームを想定したベンチマークテストを進めていこう。まずは人気オンラインRPGの最新版「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ」からだ。グラフィックス設定は“最⾼品質”で、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)、2,560×1,440ドット(WQHD)、3,840×2,160ドット(4K)の3種類で計測を実施している。
フルHD解像度やWQHD解像度では、最高判定“非常に快適”の指標となる15,000ポイントを遥かに上回るスコア。フレームレートもそれぞれ191.8fpsと144fpsで、144Hzクラスの高リフレッシュレートなディスプレイを用意したい。また4K解像度の判定は上から2番目の”とても快適”に留まるが、平均フレームレートは75.1fpsで、マルチプレイでも最高画質でゲームを楽しめる。
カプコンの人気アクションゲーム最新作「モンスターハンターライズ:サンブレイク」の結果も確認しておこう。画質は最高プリセットの「高」で、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類。フレームレートは、ゲーム内の「大社跡」の一定コースを移動して「CapFrameX」で計測した。
ゲームの負荷としてはミドルクラスということで、スコアの傾向は「ファイナルファンタジーXIV︓暁月のフィナーレ」とほぼ同じ。フルHD解像度やWQHD解像度までなら高リフレッシュレートなディスプレイを使用したい。また4K解像度の平均フレームレートも83.3fpsで、激しいシーンの多い「モンスターハンターライズ:サンブレイク」でも全く動作に不安はない。
続いて人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のパフォーマンスを確認しておこう。プリセットが用意されていないため、画質はできる限り高品質になるように設定し、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類。テストは144fpsの制限を解除した状態で行い、ゲーム内「射撃訓練場」の一定ルートを60秒間移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で計測した。
4K解像度の平均フレームレートは88.5fpsで、最高画質でもゲームプレイは全く問題なし。ただし、より高リフレッシュレートな環境のほうが有利になるバトルロイヤルゲームということで、「arkhive CREATOR Limited CL-A7G37R」で「Apex Legends」を遊ぶ場合は解像度をWQHDに抑えるか、4K解像度なら画質を若干調整するのがオススメだ。