エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1269
2023.03.25 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
サイドに接続されるモジュラーケーブル。電源側のコネクタは小さめで、ケーブル形状はフラット仕様になっている |
「RM1200x Shift」のケーブルは、サイドに着脱式コネクタを備えるサイドプラグイン仕様。特徴的なのはそのコネクタで、裏配線スペースにおけるクリアランスを稼ぐためか、通常より小振りな「Type-5」コネクタが採用されている。また、ケーブルはいずれもフラット形状になっており、PCケース内の取り回しも苦労しないだろう。
そしてそれらケーブルのコネクタ構成は、ATX 24pin×1、ATX 12V 4+4pin×2、12VHPWR×1、PCI Express 6+2pin×8、SATA×16、4pinペリフェラル×8。ハイエンドマザーボード向けに2系統のCPU補助電源を備えるほか、グラフィックスカード向けの補助電源も充実している。
ATX 24pinケーブルは全長約610mm。全ケーブル共通で折り曲げしやすいフラット形状になっている | CPU補助電源のATX 12V 4+4pinは、ケーブル2本で2系統へ給電できる。ケーブル長は約650mm |
12+4pin形状の12VHPWRケーブルは全長約650mm。コネクタ1系統で最大600Wを給電する能力を備えている |
PCI Express 6+2pinケーブルは2種類あり、こちらは1コネクタのみを備えたタイプ。“タコ足”的な配線を避けたいハイパワーGPU向けで、ケーブル全長は約650mm |
ケーブル1本につき2系統を備えるPCI Express 6+2pinケーブルは、2本で合計4系統を出力可能。ケーブル全長は約750mmだった |
SATA電源ケーブルは1本あたり4コネクタを備え、4本で合計16系統へ出力可能。ケーブル全長は約800mm |
4pinペリフェラルはケーブルあたり4コネクタを備え、2本で合計8系統を出力可能。いずれもケーブル長は約750mmだ |
裏配線スペースへの配慮からか、「RM1200x Shift」が採用するType-5モジュラーコネクタは、目立って小さいサイズになっている |
アース線を備えた主電源ケーブル。コネクタは一般的なC13が使用されている | 製品に同梱されていた、PCケース固定用のネジと結束バンド。いずれも組み込みの際にお世話になる |