エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1271
2023.03.31 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:pepe
メモリには信頼性に定評のあるCrucialブランドのDDR5-4800メモリを採用している。容量も64GB(32GB×2)実装されており、「ELSA GALUDA G5-ND G450E」がゲーマーの他にターゲットにしているクリエイティブな用途でもメモリ容量が不足することはないだろう。
ストレージには、PCI-Express4.0(x4)接続に対応するNVMe M.2 SSD「Micron 3400」の1TBモデルを2基搭載する。176層3D NANDフラッシュを採用するハイエンドモデルで、転送速度はシーケンシャル読込6,600MB/s、書込5,000MB/s、ランダム読込630,000IOPS、書込700,000IOPS。書込耐性800TBWとされ、大量のデータにアクセスするような過酷な作業でもストレスなく処理することができる。
トップ配置の電源ユニットには容量1,000WのSeasonic製フルモジュラー電源ユニット「PRIME PX-1000」を搭載する。80PLUS PLATINUM認証を取得した高効率モデルで、GeForce RTX 40シリーズから採用された12VHPWRコネクタに対応するため「SEASONIC 12VHPWR CABLE」が併用されている。
SATAストレージが非搭載で、グラフィックスカードのケーブルも1本のため、配線は最小限に抑えられている | 冷却ファンは直径135mm FDBファンで、背面スイッチでセミファンレス機能のON/OFFが可能 |
画像セッションのラストは、ケーブルマネジメントを確認していこう。Fractal Design「Torrent Nano White TG Clear Tint」では、コンパクトサイズながらケーブルマネジメント機構もしっかりと用意されており、主要部に配置されたグロメット付きのスルーホールと面ファスナーを使い、効率的にケーブルが配線されている。これにより、コネクタ部分の折り曲げ角度が緩やかでなければいけない12VHPWRケーブル以外は、可能な限り左サイドから見えないようになっている。
クリア強化ガラスの左サイドパネルから確認できる配線は12VHPWRケーブルのみ |
12VHPWRケーブル以外は、グロメット付きのスルーホールと面ファスナーを使い、裏配線スペースに収納されている |