エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1273
2023.04.05 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
画像によるチェックが終了したところで、ここからはRyzen 7 7800X3Dを実際にPCに組み込み気になるパフォーマンスをチェックしていこう。検証用のマザーボードはAMD X670Eチップセットを搭載するASRock「X670E Taichi」で、BIOSはAMDより提供された「X670ETC1.18.1006」にアップデート済み。CPUクーラーは360mmラジエーターを採用するオールインワン型水冷ユニットCORSAIR「iCUE H150i RGB PRO XT」で、グラフィックスカードは「AMD Radeon RX 6800 XT Taichi X 16G OC」を使用している。
なお比較対象のCPUはRyzen 7 7700Xの他、BIOSバージョン以外は全く同じ条件で先日レビューを実施したRyzen 9 7950X3DとCore i9-13900Kのスコアを参考として記載している。
8コア/16スレッドのRyzen 7 7800X3D。キャッシュはL1が512KB、L2が8MB、L3が96MB |
「CPU-Z 2.0.5.1」を確認すると、CCDは1基であることがわかる。なおステッピングなどはRyzen 9 7950X3Dと全く同じだった |
Ryzen Masterの設定もRyzen 9 7950X3Dと同じで、PPTは162W、TDCは120A、EDCは180A |
「CINEBENCH」系のマルチコアテスト実行時は全コア4.75GHz前後で動作 | 「CINEBENCH」系のシングルコアテスト実行時の最高クロックはブーストクロックを超える5.05GHzを記録 |