エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1274
2023.04.08 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
まずはCPUの瞬間的な最高パフォーマンスを計測できる「CINEBENCH R15」のスコアから確認していこう。
シングルコアテストは254cb、マルチコアテストは2,253cbで、データベースのスコアと比較するとRyzen 7 5700Xとほぼ同等。またマルチコアテストのスコアはシングルコアテストの約8.8倍で、仮想マルチスレッディング(SMT)機能も確実に効果を発揮している。
続いて「CINEBENCH R15」より処理が重くなる「CINEBENCH R20」のスコアも確認しておこう。
シングルコアテストが611pts、マルチコアテストが5,216ptsで、こちらもデータベースのRyzen 7 5700Xのスコアとほぼ同じ。モバイル向けのCPUながらRyzen 7 7735HSは、Zen 3アーキテクチャのデスクトップ向けCPUと同等のパフォーマンスが期待できる。
続いてメニーコアCPUへ最適化されている最新レンダリングベンチマーク「CINEBENCH R23」のスコアを確認しておこう。
これまでのベンチマークと同じく、シングルコアテスト、マルチコアテストともRyzen 7 5700Xと同等のスコア。これだけパフォーマンスが出ていれば、オフィスアプリケーションはもちろん、クリエイティブなアプリケーションでもストレスなく処理することができるだろう。