エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1287
2023.05.17 更新
文:ジャイアン鈴木/撮影:pepe
今度は3Dグラフィックス性能を見てみよう。「3DMark」を実施したところ、Time Spyは10,828、Fire Strikeは24,868、Port Royalは5,929となった。推定ゲームパフォーマンス(Estimated game performance)を見てみると、「Battlefield V」の1,440p Ultraで95~100fps以上という結果となっている。「Katana-17-B13VFK-3503JP」本来の2,560×1,440ドット解像度で、多くのゲームを60fps越えでプレイできるはずだ。
「3DMark」のTime Spyは10,828 |
Fire Strikeは24,868 |
Port Royalは5,929 |
ここでは高負荷時におけるCPU、GPUの温度に注目してみよう。まずCINEBENCH R23実行中のCPU温度の推移だが、1分37秒までは94.4℃前後で推移していたが、その後いったん11℃ほど下がり、以降は平均87.49℃で10分間のベンチマークを終えた。比較的安定志向のチューニングと言えそうだ。
CINEBENCH R23実行中のCPU温度とGPU温度の推移 |
一方、3D MarkのTime Spy実行中の推移だが、こちらはCPU、GPU温度ともにじりじりと上昇しているが、極端な制御が入ったような不自然な変化は見られなかった。CPU温度は最大71℃、GPU温度は最大72.7℃に達しているが、上下幅は安定している。「Katana-17-B13VFK-3503JP」の冷却システムは、効率的に機能していると言えそうだ。
3DMark Time Spy実行中のCPU温度とGPU温度の推移 |
ここからは主要ゲームでのパフォーマンスを見ていこう。まずは「ファイナルファンタジーXIV」だが、2,560×1,440ドット、最高品質でも「非常に快適」と判定された。ディスクリートGPUを搭載しているだけに、本作クラスのゲームであれば最大解像度、最高画質で美麗なグラフィックを楽しめるわけだ。
「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」 |
2,560×1,440ドット、最高品質でも「非常に快適」と判定されている |