エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1287
2023.05.17 更新
文:ジャイアン鈴木/撮影:pepe
今回のゲームの中で最も負荷の高い「サイバーパンク2077」では、「DLSS」(Deep Learning Super Sampling)を有効にして実行したところ、2,560×1,440ドット、レイトレーシング:ウルトラで平均フレームレートは60fpsを越えた。GeForce RTXの4,000番台は最新の「DLSS 3」を実装しており、「サイバーパンク2077」は対応済み。今後ゲーミングPCを選ぶにあたっては、DLSS 3への対応は大きなポイントだ。
「サイバーパンク2077」 |
2,560×1,440ドット、レイトレーシング:ウルトラで平均フレームレートは60fps越え |
「エーペックスレジェンズ」では射撃訓練場でのフレームレートを「MSI Afterburner」で計測したが、2,560×1,440ドットで平均121.2fps、1,920×1,080ドットで平均164.6fpsとなった。eスポーツ選手ならフレームレートを最重要視して1,920×1,080ドットを選択するかもしれないが、筆者レベルのプレイヤーであれば索敵しやすさを重視して2,560×1,440ドットを選びたいと思う。
「エーペックスレジェンズ」 |
2,560×1,440ドット時のフレームレートは平均121.2fps、最小101.4fps、最大142.7fps |
最後に「レインボーシックス シージ」でベンチマークを実施したが、本作は2015年に発売されたゲームということで、2,560×1,440ドット、総合品質:最高でも、リフレッシュレート240Hzを上回る272fpsのフレームレートを記録した。これだけ高いフレームレートで動作させられるのであれば、4K解像度のゲーミングディスプレイを接続してプレイしてみたいところだ。
「レインボーシックス シージ」 |
2,560×1,440ドット、総合品質:最高で、リフレッシュレート240Hzを上回る272fpsのフレームレートを記録 |
「Katana-17-B13VFK-3503JP」最大の魅力はなんと言ってもコストパフォーマンス。Core i9-13900H、GeForce RTX 4060、17.3型WQHD液晶という組み合わせで直販価格税込279,800円という価格設定は非常にお買い得感が高い。32GBメモリ、1TBストレージも容量的に十二分だ。
もちろん上位ディスクリートGPU搭載機とは性能差がある。しかし、現時点のゲームを実用的な速度で動作させられるゲーミングノートPCをできるだけ安価にゲットしたいのなら、「Katana-17-B13VFK-3503JP」は最右翼の存在だ。
協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社