エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1293
2023.05.27 更新
文:藤田 忠/撮影:pepe
まずはレンダリングベンチマーク「CINEBENCH」シリーズを使って、CPUのパフォーマンスを簡単にみていこう。
CINEBENCH R15、R20、R23のいずれのテストも、PL1(長期電力リミット)の制限により、マルチコアのスコアの伸びは、いまひとつになっている。ただ、シングルコアのスコアは優秀で、第13世代Intel Coreプロセッサを採用しているメリットが発揮されている。
続いてはPCの総合パフォーマンスをみる「PCMark 10」のスコアをチェックしよう。
総合スコアは8,199と優秀で、アプリケーションの起動やウェブブラウジング、ビデオ会議といった性能を測る「Essentials」、ビジネスアプリケーションの処理性能を測る「Productivity」、写真や動画の編集作業など、コンテンツ制作の性能となる「Digital Content Creation」の3つのテストのスコアも、10,000を超えている。日常からオフィスワーク、デジタルコンテンツの編集をスムーズに行うことができる。
次は、実際にアプリケーションを使用して処理を行い、処理能力を独自のスコアで示す「UL Procyon」を使って、確認していこう。まずは、「Microsoft 365(Office 365)」を使用する「Office Productivity Benchmark」のスコアをチェックしていこう。
Office Productivity scoreは、6,864と十分優秀と言えるスコアを記録しており、「Word」「Excel」「PowerPoint」「Outlook」のアプリごとのスコアも高い。WordとPowerPointのPDF出力など、各アプリケーションの詳細テストも不安のない結果になっている。家庭、会社、学校で日常的に利用する「Microsoft 365(Office 365)」での作業を快適に行える。
次はAdobeの写真編集アプリケーション「Adobe Photoshop」と、写真現像アプリケーション「Adobe Lightroom Classic」の性能をみる「Photo Editing Benchmark」をみていこう。
Photo Editing Benchmark scoreは、7,285と十分高スコアと言える結果を出している。「Adobe Photoshop」を使って処理される「Image Retouching」のスコアが8,286、「Adobe Lightroom Classic」を使用する「Batch Processing」で6,406を記録。両アプリケショーンとも、スムーズに作業を行えると言えるスコアになっている。
「PRO DP180 13TC-025JP」なら不満を感じることなく、ビジネスワークから学業、趣味の写真編集などを行うことができるだろう。