エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1295
2023.05.31 更新
文:撮影・藤田 忠
次はミドルレンジGPUでは、ちょっと厳しいテストになるが、最新API DirectX 12 Ultimateを使用する「Speed Way」を実行して、その結果を確認していこう。
レイトレーシングだけでなく、メッシュシェーダーなどが使われる重量級テストだけあって、スコアは低く、フレームレートも19.66fpsだった。
続いては、APIにDirectXを使用する「Time Spy」と「Fire Strike」を実行していこう。まずはAPIにDirectX 12を使用する「Time Spy」からだ。テストプリセットはテスト解像度がWQHDになる「Time Spy」と、4K解像度(3,840×2,160ドット)の「Time Spy Extreme」で計測を行った。
さすがに「Time Spy Extreme」のスコアは5,000台に留まるが、WQHD解像度では10,000を超え、テスト中のフレームレートは余裕で60fpsを超えていた。ゲームタイトル次第では、WQHDゲーミングも視野に入れられる。
APIにDirect X11を使用する「Fire Strike」を確認していこう。テストプリセットは「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の3種類を実行している。
テスト解像度がフルHDになる「Fire Strike」では、快適にゲームを楽しめるスコアで、テスト中のフレームレートも120から150fpsと余裕のある結果を残している。WQHD解像度でテストされる「Fire Strike Extreme」のフレームレートも、最高で75fpsと、WQHDゲーミングを狙える結果になった。
ここからは実際のゲームタイトルを使って、パフォーマンスをみていこう。まずは人気MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」からだ。グラフィックス設定は「最高品質」で、解像度はフルHD、WQHD、4Kで計測を行っている。
フルHDだけでなく、WQHD解像度でも、”非常に快適”となる15,000を超えている。平均フレームレートも、フルHD解像度で174.48fps、WQHDで105.91fpsという余裕あるフレームレートをマークしている。