エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1295
2023.05.31 更新
文:撮影・藤田 忠
続いて「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」ベンチマークを実行して、そのスコアを確認していこう。グラフィックス設定は「高品質」で、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で計測を行っている。
重めのテストになるため、WQHD解像度では“快適”に留まるが、フルHD解像度では“とても快適”を獲得している。古めのゲームタイトルだが、フルHDなら快適なプレイを望める。
3本目のゲームタイトルは、ミドルレンジGPUでもゲーミング液晶ディスプレイと組み合わせたヌルヌルゲーミングを楽しめるタクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」だ。APIはVulkanで、グラフィックス設定は「総合品質」で「最高」を選んだ。解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類を選び、フレームレートの計測にはゲーム内ベンチマークテストを利用している。なお、4K解像度はWindows 11のスケーリング設定が影響するため、「拡大/縮小」で「100%」に設定している。
軽量級だけあってフルHD解像度なら、ゲーミング液晶ディスプレイの最高峰となる360Hz駆動での張り付きプレイも狙える良好な結果になった。4K解像度でも144Hz駆動での快適なプレイを実現している。
次は同じタクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Extraction」の結果も確認しておこう。グラフィックス設定は「総合品質」で「最高」を選び、「解像度品質」は「固定100%」に設定している。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートはゲーム内ベンチマークテストを使って計測した。
「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」の「最高」では、スケーリングが50%になるため、フレームレートは大きくダウンするが、Radeon RX 7600のターゲットとなるフルHD解像度で、144Hzでのヌルヌルゲーミングを楽しめる結果になった。
続いては人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のパフォーマンスを確認していこう。グラフィックス設定はできる限り高品質(「スポットシャドウディテールは「最高」)になるように設定し、144Hzのフレームレート制限は解除している。解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートは「CapFrameX」を使って記録した。ここでは、ゲーム内「射撃訓練場」の一定ルートを移動した際の平均フレームレートを抽出した。
4K解像度でも平均フレームレートは85.4fpsとゲームを楽しめる結果を残している。ターゲットのフルHD解像度では、平均204.8fpsをマークし、1パーセンタイル点も144Hz駆動のゲーミング液晶ディスプレイの性能を引き出せる150fps台となっていた。