エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1295
2023.05.31 更新
文:撮影・藤田 忠
続いてはレイトレーシングに対応するカーレーシングゲームタイトル「F1 22」で確認していこう。グラフィックス設定は「異方性フィルタリング」を「16×」、「アンチエイリアス」を「TAAとFidelityFXのシャープニング」に設定し、「詳細プリセット」は「超高」を選んだ。
「超高」プリセットでは、各種レイトレーシングが効くため、フルHD解像度でも快適なプレイは厳しいが、レイトレーシングをオフにすれば、WQHD解像度でも平均フレームレートは122fpsに達している。カジュアルにゲームを楽しむなら、十分なフレームレートだ。
7本目のゲームタイトルは、人気のアクションRPG「アサシン クリード ヴァルハラ」で確認していこう。グラフィックス設定は「グラフィック品質」で「最高」を選び、ゲーム内ベンチマークを実行した。
重量級ゲームタイトルのひとつだが、フルHD解像度で快適にプレイできるフレームレートをマーク。WQHD解像度でも、60fpsオーバーのフレームレートを記録しているのもポイント。実際のプレイシーンでは、グラフィックス設定を落とす必要もあるだろうが、定番の「アサシン クリード」シリーズを、高精細なWQHD解像度で楽しむことができる。
最後は人気の最新ゲームタイトルでレイトレーシングに対応する重量級の「BIOHAZARD RE:4」と「ホグワーツ・レガシー」だ。まずは「BIOHAZARD RE:4」から確認していこう。グラフィックス設定は、レイトレーシングが「高品質」に設定されるなど、最高画質となる「限界突破」に加え、「限界突破」からレイトレーシングをオフにした状態、さらにGPU負荷が下がる「画質品質重視」プリセットを選んだ。解像度はここまでと同じく、フルHD、WQHD、4Kの3種類で、フレームレートは「CapFrameX」を使って記録した。計測は冒頭「村中」の一定ルートを移動した際とした。
レイトレーシングが「高品質」に設定される「限界突破」では、フルHD解像度でも約30fpsとプレイは厳しいが、レイトレーシングをオフにすることで、快適なプレイを楽しめるようになる。また「画質品質重視」することでフレームレートは100fps台まで伸びた。大量の村人に襲われるなど、GPU負荷が高くなるシーンも余裕だ。