エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1297
2023.06.09 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
AMD「Radeon PRO W7900」 オープンプライス(2023年5月発売予定) 製品情報(AMD) AMD「Radeon PRO W7800」 オープンプライス(2023年6月発売予定) 製品情報(AMD) |
「Radeon PRO W7000」シリーズの製品概要や、外観デザインについてはファーストインプレッションを確認していただくとして、ここからは早速「Radeon PRO W7000」シリーズをPCに組み込み、気になるパフォーマンスを検証していこう。検証用のPCには、CPUがボトルネックにならないようAMD Ryzen 9 7950X3DとAMD X670Eチップセットを採用したハイエンドモデルを用意し、比較対象として先代のRadeon PRO W6800とストリームプロセッサ数やメモリバス幅が同じRadeon RX 6800を搭載したグラフィックスカードを用意した。
「Radeon PRO」シリーズでは、ユーティリティも「AMD Software Adrenalin Edition」ではなく、PRO向けの「Radeon Pro Software Adrenalin Edition」が用意されている |
Radeon PRO W7900の「GPU-Z 2.53.0」の結果。正しくデータが取得できていない項目もあるが、ストリームプロセッサ数は6,144基で、Radeon RX 7900 XTXと全く同じ。またGPUクロックは最大2,799MHzまで上昇した |
Radeon PRO W7800の「GPU-Z 2.53.0」の結果。ストリームプロセッサ数は4,480基で、Radeon RX 7900 XTの8割強にとどまる。またGPUクロックは最大2,883MHzまで上昇した |
Radeon RX 6800の「GPU-Z 2.53.0」の結果。メモリ容量が半分の16GBになる他、ECCに非対応などの違いはあるが、ストリームプロセッサ数やメモリバス幅はRadeon PRO W6800と同じため目安にはなるだろう |