エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1300
2023.06.19 更新
文:編集部/撮影:pepe
搭載機能の概要を把握したところで、ここからはMSI「G2422」の外観をチェックしていこう。MSIのゲーミング液晶ディスプレイではおなじみのスリムベゼルデザインにより、上、左、右ともベゼル幅はわずか1.5mm、非表示領域も3.5mmしかなく、複数台のディスプレイを横に並べて配置した場合でも継ぎ目が気になることはないだろう。ただし、スタンドの調整機能はチルトのみの対応になるため、マルチディスプレイを構築する場合には「G2422」で統一するのがオススメだ。
スリムベゼルデザインなのは上、左、右のみ。下側はベゼル幅が24mmあるため、マルチディスプレイを構築する際は縦ではなく横に並べて配置するといいだろう |
続いて裏面を確認すると、向かって左上から中央にかけての斜めラインに排気のためのスリットが設けられていた。また左下には、OLEDメニューを直感的に操作できる「Naviキー」が用意されている。
LEDイルミネーションなどのギミックはなく、ブラックで統一された裏面。左側のやや上にはドラゴンエンブレムが飾られている |
裏面は中央部分が厚くなっており、斜めのラインには排気のためのスリットを実装 |
入力インターフェイスはHDMI 1.4b×2、DisplayPort 1.2a×1で、リフレッシュレートはDisplayPort 1.2a接続時は最高170Hz、HDMI 1.4b接続時は144Hzまでの対応になる。またスピーカー機能は搭載されていないが、その代わりにヘッドホン出力用の3.5mmジャックが用意されていた。
ACアダプタ用の電源コネクタもインターフェイス部分にまとめられている |
コストパフォーマンスモデルらしく、-5~20°チルト調整のみ対応するシンプルなV字型スタンドを採用する「G2422」。ピボットやスイベル、高さ調整機能が必要になった場合は、100×100mmピッチのVESAマウンタに対応するディスプレイアームやディスプレイスタンドを別途購入する必要がある。
コストパフォーマンスモデルらしく、調整機能は-5~20°のチルト調整のみ対応する |
続いて設置スペースを確認すると、23.8型のフラットディスプレイということで、幅540.2mm、奥行きも229.4mmとイマドキのゲーミング液晶ディスプレイとしてはかなり省スペース。そのサイズが問題になることは無いだろう。
奥行き、幅とも専有スペースは少なく、コンパクトなパソコンラックでも無理なく設置できる |